県教育委員会は、今後の更なる生徒減少期に対応した県立高等学校教育の充実・発展に資する対策を審議するため、佐賀県立高等学校生徒減少期対策審議会を設置し、県立高等学校の望ましい規模、配置等及び県立高等学校の活性化について審議しています。
ついては、第6回審議会を下記のとおり開催しましたので、お知らせします。
記
1 日時
平成24年6月12日(火曜日) 午後2時30分から5時まで
2 場所
県庁 新行政棟 特別会議室A
(佐賀市城内一丁目1番59号)
3 内容
(1) 県立高校の在り方(活性化方策)に係る審議
- 家庭科
- その他職業系専門学科
- 総合学科
- 普通科・普通系専門学科(通学区域に係る検討を含む。)
- 定時制・通信制
(2) 学科の配置・構成
(3) その他
※ 議事の都合により、普通科に係る審議を最初に行った。
※ 時間の都合により、学科の配置・構成についての審議は次回に持ち越すこととなった。
〔4 主な意見・要望等〕<普通科>
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普通科の活性化は、進学面での期待に応えることである。
- 通学区域外の高校を希望する生徒もおり、学校選択幅を拡大したほうが、県全体の学力アップにつながると思われる。
- 全県一学区にすると、教育に関する地域の風土が失われたり、成績による学校のランク付けが起こったりする懸念がある。
- 学校選択幅の拡大には、学区の数を削減したり学区外からの入学許可枠を拡大したりする方法もある。学校選択幅の拡大が、生徒の基礎学力の向上や持っている能力を更に伸ばすことに寄与すればよい。
<家庭科>
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県全体の家庭科の活性化方策としては、牛津高校を中心校として、ネットワークを作っていくことが良いと思う。そして、佐賀ではこんなことをしていると全国に発信してほしい。
<総合学科>
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本県の総合学科4校が互いに連携して、研究組織を作り、指導法を共有したり、合同成果発表会を行ったりすれば、県民、中学生に広くアピールでき、活性化につなげていける。
<定時制・通信制>
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定時制や通信制は、統廃合して集約化すると、通学が不便になるので、今のまま維持できるなら、定通併置校に集約するより現状維持を考えてもらいたい。
- 昼間定時制の新設については、不登校経験者等を募集している全日制の太良高校との関係を検討する必要があるのではないか。
添付ファイル