続きまして、ＳＡＧＡアリーナのグランドオープンの日が決まりましたので、発表させていただきます。
今こんな状況です。やっぱりこのアリーナを考えるときに、佐賀県の場合は非常に「する」、「観る」、「支える」というところで、単にスポーツ系だけでなくて、コンサートだったり、見本市だったり、展示会だったり、会議だったり、いろんなことができるようにと元から考えていたことと、バックヤードを大事にしていました。アリーナを活用する主催者の皆さん方に使い勝手がいいように様々な意見を捉えて行ってきたというところがあります。ですので、だいたい国体をやるところというのは、ここのまさにアリーナの中央部分を、例えば、バスケットコートで言うと６面だったり、８面だったりと大型化するんですけど、うちは２面分しかなくて、その代わり、多くの皆さん方で決勝戦とか、非常に大きなゲームを楽しめるというような造りにしているのが大きな特徴でありまして、もう一つサブアリーナというのがあります。メインアリーナがあって、ちょっとアクアに向かって飛び出したところがサブアリーナになっています。サブアリーナは、床面積は今のＳＡＧＡプラザ、旧総合体育館と同じぐらいの面積を誇ります。ということで、基本的にアリーナとサブアリーナとが連携しながら、質のよい大会がここで開けるということをイメージして、今まさに完成に近づいている状況でございます。
私も先週行きましたけれども、もう椅子を搬入する準備が整っている状況ということで、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
私たちが大切にしているコンセプトということで、この道路もいずれは資料のような感じに、資料は南側から見たところですけれども、こういう雰囲気になっていく予定です。
では、コンセプトいきます。
まず、「Trial（トライアル）」ということで、皆さんと一緒に創っていきたいと思います。アリーナの「使い方」とか、「楽しみ方」とか、それから健康も含めて「歩くライフスタイル」、「デジタル活用」など、新しい試みをやるわけですけれども、実際にいろんなトライアルをやってみて、その状況に応じて修正していくという発展型のアリーナにしていきたいと思います。
そしてもう一点は、「Update（アップデート）」ということで、得られた知見、そうしたものを利活用・運営に活かす、アリーナ自体が進化していくような、まさに人が人生を歩む中で、様々な経験、蓄積を基に、それに基づいて成長していくようなアリーナにしたいなと思っています。
そして、2024年に国スポ・全障スポがありますので、それまでは、それが中心となった利用というのはあるわけですけれども、その後、国・全障スポが終わった後については、かなり熟度もできたような形で進めるようにしていきたいなと思っています。やっぱりこのアリーナも最初が肝心で、最初のあたりで主催者の皆さん方、例えば興行する皆さん方、それから、例えばタレントさんもそうですけど、皆さんにどういう評判が立つかということで大きくその後の成否に影響するので、じっくり最初の２年間は、そういった成長を見届けながらアリーナを考えていくような、そういう熟成期間をしっかり持ちながらやっていきたいと思っています。「急いては事を仕損じる」と言いますので。
では、ＳＡＧＡアリーナグランドオープン日を発表したいと思います。
2023年５月13日の土曜日ということで決定させていただきたいと思います。
ということで、５月13日に記念式典を行いまして、それ以降は一般利用も可能になります。そして、最初の催しとして６月４日にＳＡＧＡアリーナオープン記念と題しまして、「With You！（ウィズ ユー）～佐賀県文化・芸術祭～」を行いたいと思っています。何でこれをオープン記念にしたかというと、やはり新しいアリーナを佐賀県中のいろんな人の思い、息吹を吹き込むというのには、やはり県民の皆さん方がこのアリーナをこれから大事に育てていくんだという県民のイベントがいいんではないかなということになりました。ですので、唐津くんち──唐津くんちも、鯛山ほか、謙信だとか、それから青獅子とか、今３つ予定されておりますけれども、そういったところですとか、キッズミュージカル鳥栖とか、ティーンズミュージカルSAGA、アルモニア管弦楽団、あとはバレエ団とか、様々な佐賀県の伝承芸能、いろんな皆さん方が集って、みんなで盛り上げるというようなイベントを考えております。
ただ、１点だけ申し上げておきますと、不確実要素としては、佐賀バルーナーズがあります。バルーナーズが仮に、頑張ってプレーオフのホーム開催権を勝ち取ったときには、この途中に入ってくる可能性がありますので、これは何とも、バルーナーズの頑張り次第なので、もし途中でそういう朗報が整ってきたら、これを途中に突っ込んで、みんなで、8,000人集めてバルーナーズを応援するという企画が入ってくる可能性はありますので、そこは留保させていただくということと、５月13日の前にも、ちょこちょこっと実際に試運転はする可能性はいろいろありますので、そういうことをしながらここを、オープニングをいい日で迎えるように今から準備をしていきたいと思っています。
では、予定しているイベントも併せて今日紹介したいと思います。
まず、６月10日から11日については、アリーナ初の興行イベントということで、フィギュアのスケートショーを、佐賀県、これはアリーナは氷を張ることができますので、氷を張って、これまでの様々なオリンピックのメダリストなどなど、まだ参加者の発表はいずれですが、そういう豪華なアイススケートショーをここで行いたいと思います。
じゃ、ファーストライブはどうなるのかと。アリーナ初のコンサートということでありますけれども、これはまだ発表しません。また後ほどですね。カミングスーンということで、どなたが最初のファーストライブとしてＳＡＧＡアリーナを記念するのか、これについては乞うご期待ということでございます。
最初の学会としては、７月13日から15日にかけて、日本ペインクリニック学会というものがありまして、2,500人が参加予定ということで、全国規模の学会をアリーナ初の学会ということでトライしてみたいと思います。こういったものも課題等を整理しながら、さらに大きいものに進んでいくということです。
７月29日から30日については、松任谷由実さん、ユーミンのコンサートということで、これは主催者から既に発表があって、このシリーズ、このアリーナツアーにおいては、今のところ九州ではＳＡＧＡアリーナだけということになっていて、九州中から多くのお客さんの来場が予想されるということで、この日程が発表されてしまったので、ホテルはほとんど埋まっているという情報が入っております。
これは日本代表クラスのアスリートによるエキシビションマッチということで、こちらも大きな──これはスポーツですね、スポーツ系の大きな日本代表系のエキシビションマッチが近々発表になるということで、すみません、ここは主催者から発表が近々ありますから楽しみにしていただきたいと思います。
８月25日から27日については、ディズニー・オン・アイスということで、またこれは氷を張って、これはもう本当にお子さんが非常に楽しみにしているイベントなんですが、ディズニー・オン・アイスを佐賀県初開催ということでありまして。
こうやって予定していたら、数日前にＪＣ、日本青年会議所の全国大会を初めて佐賀開催ということが、2025年に決まったという情報も入ってまいりました。2025年10月ということでありますけれども、これまでこういった大会を当然佐賀ではやったことがなかったんですけど、そういう様々な大会がＳＡＧＡアリーナ、サンライズパークで行うことができるということです。
そして、我々の特徴とすると、佐賀市文化会館がありますし、病院もあります。そして、駅からの利便性もあるということで、多くのご来場が見込めるということで、ポイントは、こういう様々なチャレンジをしながら熟度を高めていって、このまち自体が多くの人たちを受け入れるという、これまであまりやったことがなかったことに対して、成長への道しるべを見いだせるかどうかというところが課題だと思いますので、何とかみんなで努力していきたいと思っています。
これまで佐賀で実現できなかったイベントを続々と行っていきたいと思います。これは国道から見たときのイメージですね。こういった感じで今考えております。