続きまして、「ＳＡＧＡ2020 ＳＳＰ杯」ということでして、今展開をして、野球もいよいよ始まったということでございます。
特に、選手とスポーツをこよなく大切にする佐賀県らしい大会にしようということで、これは報道機関、マスコミさんを含めて、本当にこれはみんなでつくり上げることができているということで感謝申し上げたいと思います。そして、高野連、高体連、県、県教委がスクラムを組んで開催ということ、できる限り生徒への影響を最小限にして、特に無観客関係についてはオンライン配信でメディアの協力を得て、多くの再生回数があって、全国的にメディアで配信したものが見られているという状況で、あんまり見られ過ぎて、佐賀県の技術が盗まれているんじゃないかというぐらい、偵察行動の替わりに使われたりとか、そういうような話もあるぐらい佐賀の情報が今拡散されているということです。我々とするとこういった形で県民の皆さん方にもできる限りネットで見ていただくことの楽しさも知っていただくように、ますます皆さんとともにソフトの充実を図っていきたいと思っています。そして、企業・団体の協賛もいただきました。大変盛り上がらせていただいていると思っております。
こういうふうに皆さん方が自主的にいろいろな申出がありました。大変ありがたく思っております。
そして，今年はカップとメダルということも相まって、昨年までとまた違う形でＳＳＰ杯ということが高校生の中でも同じようになってまいりましたし、これで多くの全国の小・中学生が、佐賀県の高校に進学していただけるのではないかと、大いなる期待を持っております。
熱いドラマということでは、剣道の三養基と敬德との対決ですとか、これは男女それぞれ決勝、同じ対決ということ。バスケットでいえば、唐津工業が初優勝したわけですけれども、３月までは決勝で対決した唐津工業の監督が佐賀北に行って恩返しされたという話になってみたり、ソフトボールは鹿島に去年、よもやの敗戦を期した佐賀女子がリベンジをしたりとか、サッカーも古豪佐賀商業がロスタイムに追いついて、ＰＫで龍谷に勝ったりとか、それぞれ本当にドラマがありました。
全般的に見てみますと、各種目ともコロナで練習不足があって、途中で足がつったりとか、やっぱりふだんの練習って大事なんだと、その中でみんな一生懸命頑張ってやっている姿に非常に感動しております。
これからいよいよラストスパートということで、ボクシング、それからホッケーとソフトボールは相手が県内にいませんので、大分の代表校と戦うということで、水球は大分商業と戦いまして佐賀東が勝ちました。
そのような形で県内に対戦校がない場合は、他県の優勝校などに来てもらって対決をしていただきます。
陸上は、いよいよ23、24日に伝統の鳥栖工業、佐賀清和に他校が挑む。
それから、野球も昨日は佐賀学園と白石というシード校が初戦で負けるということで、去年の秋からずっと試合がないので、やはりやってみないと分からないと皆さんおっしゃっておりました。これからどうなるのか、思わぬところが優勝するかもしれないということで見逃せません。
柔道は、最終８月１日、２日ということで、いよいよＳＳＰは柔道で幕を閉じるという流れになるわけであります。伝統の佐賀工業と佐賀商業に新鋭の佐賀北、小城がどこまで迫れるのかということが関心であります。
今後とも高校生の新しいステージに向けた挑戦に佐賀県においても応援していきたいと思っています。