子宮頸がんの撲滅に向けて取り組んでおります。
きのうＧＭ21でもこれについては説明をさせていただきましたけれども、佐賀県の子宮がんの死亡率が全国ワーストになっております。ここの直近の５年間を見ても全国ワースト２位ということで、これに対する対策を打つということが喫緊の課題と感じています。
子宮頸がんは若い女性に多いがんでして、子宮頸がんの罹患率のピークは30歳から44歳です。20代の発症もありますので、これについての認識をぜひ県民の皆さん方に新たにしていただきたいということです。
子宮頸がんは検診で防ぐことができるものです。ヒトパピローマウイルス、ＨＰＶというごくありふれたウイルスが主な原因なのです。このウイルスがあるかどうか、ＨＰＶに感染した細胞をお持ちかどうかというチェックをしていただければ、それが異形成するかどうかというのは、チェックをしていただくということで、自分がまずＨＰＶウイルスを持っているかどうか、その検査について、佐賀県は全国で初めて無料にしたということです。
この段階で発見して治療できれば子宮の温存も可能ということであります。そのためには、子宮頸がん検診のときの細胞診の検査のときに、それに基づいてＨＰＶ検査も併用することが有効なので、そこに丸をつけていただくと、そこは佐賀県は無料にするわけですから、このウイルス検査も一緒にやっていただきたいということなんです。
ということで、このＨＰＶ検査費用を今年の４月から全国で初めて無料化しておりますので、子宮頸がん検診を早期に皆さんに受診していただいて、そのときに、このＨＰＶ検査もぜひ希望いただきたいと思います。今は９割以上の方が受けていただいておりますけれども、ぜひ一緒にセットでやっていただくことによって、我々は大幅に子宮頸がんというものが減っていくんじゃないかと期待しておるところです。
あなたの今と未来のために佐賀県はがん撲滅に本気です。