皆さんおはようございます。では、今日の会見を始めたいと思います。
まず、日本で初めて『アジアベストレストラン50』の佐賀県開催が決定したというニュースについてお伝えしたいと思います。
『アジアベストレストラン50』というのは、アジアの各国から有名シェフ、そして国際メディアなど約800人が参加する『食のアカデミー賞』と言われる祭典です。もともと2002年から『世界ベストレストラン50』が始まって、現在はその中でも特に料理が進んでいるアジアとラテンアメリカ、この２つについて「トップ50」というものが開催されています。2019年のマカオで開催された直近の動画があります。
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「トップ50」は決まっていて、50位から順に50位、49位、48位と発表されていくイベントを佐賀でやるというイメージですね。去年は50のうち12、日本のレストランが選ばれています。ただ優勝したことはない。日本では初めての開催ということです。
これまでの開催都市ですけれども、まず、最初の３年間がシンガポールで開催されました。
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第１回から第３回までシンガポール、第４回、第５回がバンコク、第６回、第７回がマカオ、それから、第８回が佐賀ということになって、日本での初開催で、都市圏以外では初めてになります。自然再生型の形をつくっていきたいというあたりが招致の成功論理になったと思うんですけれども、そういった意味で、違う都市でやるというイメージです。
何でこれを開催したいのかなんですけれども、もともと多くの料理人がこの佐賀に気づいた一つのきっかけが有田焼400年事業でもありました。そのときに、世界料理学会をやったりとか、器を目当てに料理人の皆さんが集まったときに、「佐賀県の食材ってすばらしいね」という感嘆の声が多く起きて、そこから我々は食材と器と料理人という、この新しいイノベーション、新たな価値を創造していける「ＳＡＧＡ Ｍａｒｒｉａｇｅ」が、我々のＰＲポイントと昇華していったと思っております。
今回は、佐賀で開催することによって食材と器と料理人という新しい境地というか世界を、これからアジア、世界に佐賀から送り出していきたい。そして、多くのレストランで佐賀の食材や器というものが徐々に広がっていくような、そのきっかけになればいいと思って、今回開催させていただきたいと思っております。
開催場所なんですが、いろんなところを我々もプロモートしてきたんですけれども、お互いの相談の中で、御船山楽園というか、武雄となりました。世界料理学会とか、それに派生するものは、できる限り県内各地でやれるようにしたいと思いますが、この料理学会につきましては武雄の御船山、そして、受賞セレモニーは武雄市文化会館という形で進めていきたいと考えております。
開催日は来年の３月24日を予定しております。
『世界に誇れる佐賀』ということで、その魅力を世界に発進していきたいと思います。