さて続きまして、県内企業によるテクノロジー利活用を支援する拠点を開設しました！
このＳＣと書いてありますのが、佐賀県産業スマート化センターであります。
最近、県内ＩＴ企業もかなり生産性が急上昇していまして、ＩＴ産業の従事者当たり付加価値創出額というのは、結構、びよっと伸びておりまして、これは４年前と比べると全国31位から15位に躍進して、全国はこうですけど、だいぶ福岡県さんには近づいてきたかなというところがあります。
ところが、県内企業にしてみると、第４次産業革命とか、ＩＣＴとか、ＡＩとか、データセンターとか、よくわからん、何から始めればいいのかなというふうな悩みを多く抱えている企業が多いということも、さまざまな県内企業の声でわかりましたので、そういったところをつないでいこうということが今回のスマート化センターです。
提供する機能といたしまして、「体験／相談」、それから「人材育成」、それから「交流／マッチング」、簡単に言うと、ＩＣＴ関係で非常に伸びている企業というのは佐賀県内にもご案内のとおり、オプティムさんとか木村情報技術株式会社とかあるわけで、そういったところのノウハウなんかも共有したりとか、みんなでお互い集い合うことによって、ビジネスチャンスが出てくるのではないかというところを、共通面をつくっていこうということであります。
実現へのリソースとして、海外を含む59のサポート企業、これは県内企業だけでなくて海外の企業、グローバル企業とさまざまなところも入っていただいて、アドバイザーがあって、サテライト拠点というところで実現させていきたいと思っています。
スマート化センターのイメージなんですけれども、ここに、「こんなビジネスをやりたいんだ」、「へえ、おもしろいアイデアだな」、「組めませんかね」と、「だったらこういう企業がありますよ」と、「このＩｏＴのデバイスおもしろいよ」と、そういうような話がさまざまなところで展開されるような感じでセミナールームやミーティングルームやショールームというものを配置して、お互いでの事業形成がなし遂げられるような形を考えていきたいと思っています。
ということて、県内企業と国内企業と海外／グローバル企業というところが一緒になって、こういったところにもサポートをいただきながらＩＣＴ、第４次産業革命としての母体をしっかりつくっていきたいということであります。この展示する例として、「ねがブロ」、これはブロックを倒すだけで伝わって、例えば、料理屋さんで椅子持ってきてとか、注文、オーダーお願いとか、会計とか、何かそういうことができる。県庁とかだったら、例えば、誰々さんに来てほしいなとか、会議をやるよとか、そんなこともできるとか、こういったプログラミングが必要な統計ツール「Ｒ」をドラッグ＆ドロップで使うようなソフトウエアというのもある。ビジネスチャンスへのヒントとなるようなものを13種置いて、みんなで考えていくようなコーナーもあります。
ということで、10月からスマート化センターが始動いたします。「佐賀 スマート化」で検索いただきたいと思います。10月22日にはオープニングイベントが開催されます。
先端技術にチャレンジする県内企業を全力で応援します。