続きまして、子育てのシェアエコサービス実証事業を始めます。
簡単に言うと、今さまざまな民間事業者が提供するインターネット上のアプリがあって、うちの子供をちょっと預かってほしいんだけどとか、迎えに行ってほしいんだけどということをメールに打ち込んだときに、それ、私ら自分たちでやるわみたいな形での、いわゆるマッチングですね。昔はお互いが地域コミュニティーの中で、電話して頼むわみたいな話があったわけだけれども、最近は都市部を中心になかなかそういうパートナー、提供する側とされる側というもののマッチングができない状況にあって、こういうアプリがあります。都市部では拡大しつつあるが、佐賀県の中でそういった希望を入れていてもまだ数が少ない、普及していないということなので、こういう民間事業者のアプリのやりとりというものが非常に有効だというようなことを県側もしっかりとＰＲして誘導していってはどうかということです。
例えば、急な仕事で保育園のお迎えどうしよう、困ったなという状況で、何とかお願いしますと依頼すると、ネットワーク内の人が、オーケーを出し迎えに行きますという流れ、お互いのマッチングですね。これは両方いないとだめなんで、せっかく入力しても誰も佐賀近辺に人がいなかったら全く対応できない。だから、ここに多くの人たちが出し手と受け手のほうにいることによって、こういったアプリの意味が出てくると思っていますので、力を入れていきたいと思います。
ということで、全県的に普及したいんだけれども、まず、ある程度密度があるところで縦断的にやっていこうとしています。これからモデル市町での普及促進をやって、事前ニーズ調査、サポーター説明会、住民説明会、そしてサービス利用開始という流れの実証事業を行っていきたいと思っています。
具体的には、佐賀市、多久市、神埼市、有田町、江北町ということです。さまざまな検証を行ってみて、その結果を踏まえてさらに展開を広げていきたいと思っております。
「佐賀で子育てをしたい」との思いをもっと、もっと大きくしていきたいと思います。「子育てしたい県さが」です。