さて、九州佐賀国際空港が開港して20周年を迎えます。20年前の７月28日に開港した空港でした。佐賀空港開港ということで、最初のころは非常に厳しい状況で伸び悩んでいて、最初は大阪便や名古屋便があって、東京便は１日に２便でスタートしましたけれども、みんなの頑張りのおかげで、こんな苦戦をずっとしてましたが、それがここのところ東京便やインバウンド、アウトバウンド、国際線の伸びもあわせ持って、びゅーっと過去最高を更新し続けています。29年度は過去最高の77万6,614人ということです。28年には「九州佐賀国際空港」に変更しまして、さらにソウル便増便ですとか、台北便の就航など一層の飛躍をしているところです。
ということで、記念イベントを７月28日に行いたいと思います。
むっぴーも20周年記念バージョンで登場する。そして、放水ショーをしたり、親子ツアー、航空教室、特産品のＰＲ、それから、佐賀酒の飲み比べ、これは空見酒（そらみざけ）というふうに命名しましたけれども、空港の上のレストランで「Ｔｈｅ ＳＡＧＡ 認定酒」を３銘柄飲み比べセットと単品を７月１日から来年３月31日まで実施しております。評判がよく、町なかでやってほしいという声も大分聞いておりますが、もともと空港自体が飛行機を使うお客さんだけでなくて、多くの県民の皆さん方に喜んでもらうものにしていきたいという想いもありますので、長居していただいてもいいので、ぜひ空見酒（そらみざけ）ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
おとといから、税関も７月１日からは佐賀空港常駐になっていただきました。どんどん拡充をしなければいけないということで、さらに既存ビルを拡張して、駐機場やターミナルビルの拡張工事もしています。順次滑走路の延長も含めて機能強化をこれから実施していく予定です。
滑走路の延長まで含めて考えますと、幅広いエリアが佐賀空港のターゲットとして見えてくることになりますので、路線拡充に向けてもあわせて実施していきたいと思います。
既にお話ししているとおり、７月29日から台北便は佐賀からも利用可能になるところです。
これからも九州佐賀国際空港にご期待いただきたいと思います。