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〇垣本さんは2年目ということですが、どのような印象でしょうか。
とても明るく、人懐っこい性格なので誰からも好かれる人だと思います。
打ち合わせの時も、お客様に好印象を与えていますし、とても礼儀正しく接してくれています。
また、私の苦手とする書類の整理も完ぺきにこなします。一言でいうと社会人2年目とは思えないくらい立派に仕事をこなしてくれているという印象です。
また、彼女の本業である図面の作成に関しましても、どんどん力をつけてきていますし、先日、建売住宅の図面を作製させたのですが、ありがたいことにすぐ成約となりました。お客様から成約動機をお聞きしたところ、間取り、デザインすべてが気に入った、とのお言葉をいただきました。
お褒めのお言葉をお客様が彼女の前で直接お話しされたので、彼女にとって、自信につながったと思います。
〇垣本さんには、会社として今後どのようなことを期待していますか。
今から住宅を建てられるお客様は彼女たちと同じくらいの年代の人たちです。
当然昔と違ってこれからは生活様式や物の考え方、住宅に対する考え方も急速に変わってきています。
また、住宅の打ち合わせは、女性(奥様)主導で話しが進んでいくことが多く、決定権を持たれるのも女性(奥様)の方がほとんどです。住宅の間取りに関しては、女性の使い勝手を重視したいのにもかかわらず、間取りにたずさわる設計士は残念ながら今も男性設計士がほとんどです。今でも建築業界は男性職場のイメージが強い様な気がします。
当社が彼女に期待することは女性目線でお客様の立場に立ってソフト面からもハード面からも夢のマイホームづくりのお手伝いを気持ちよく出来る設計士になってもらいたいと思っています。今までの常識にとらわれず日々勉強し、失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジできる人材に育って欲しいと思います。
〇貴社ではどのような人材を求めていますか。
当社では仕事の能力よりも素直な性格であったり、礼儀正しい人材を求めています。仕事の能力は多少の個人差はあるものの、一生懸命仕事に取り組めばおのずと力はついてくると思っています。
私たち建設業はハードなものを作っているようですが、実は人と人とのつながりによってより良い建物ができると考えています。近年はデジタル化の波が進んできていますが、最終的には人と人とのコミュニケーション、すなわちアナログの部分が建物全体の良し悪しの決め手になっていると考えています。
当社では、そのような考えから素直な性格、礼儀正しい人材を求めています。
〇将来この業界で働きたいという人たちにメッセージをお願い致します。
建設業は夢のある仕事。私たち住宅ビルダーはお客様の夢をかなえるお手伝いができるとても素敵な仕事です。お客様と図面やインテリアコーディネート、資金の打ち合わせをする、現場で汗まみれになって働く。想像してみて下さい。どれもかっこいいと思いませんか。もちろんリーダーシップや責任感の強さが求められ、困難なことにぶつかり、大変なこともありますが、とてもやりがいのある仕事です。
建物を引き渡すときのお客様の喜ばれている姿を見るときは、何物にもかえられない達成感を感じる瞬間です。