伊万里実業高校では「人と環境に優しい農業教育を目指して」というテーマに取り組んでいます。
外部講師によるアーク溶接講習会【令和5年9月13日(水曜日)、9月20日(水曜日)】
本校の森林環境科には「農業機械」という授業があります。この授業では、溶接の技術を実習で学ぶことができます。今年はさらに高い技術の取得を目的に、地元企業の株式会社名村造船所様より講師をお呼びして、アーク溶接の講習会を行っていただきました。
1回目は、プロの視点で技術面での細かいポイントをアドバイスしていただきました。2回目は、それぞれが1回目に学んだアドバイスを活かして、ペン立ての作成に取り組みました。4枚の鉄板を溶接で貼りつけて作製するのですが、まっすぐに溶接することがとても難しいです。溶接棒の角度を変えるなど、教えていただいた技術を試しながらなんとか作品を完成させました。
今回の活動で、溶接の面白さとプロとして仕事に向かう姿勢、そしてものづくりに対してのやりがいを学ぶことができました。
フードビジネス科の課題研究【令和5年9月15日(金曜日)】
フードビジネス科の課題研究では、地域の魅力を見つける取り組みが行われています。地域の製菓店を訪問させていただき、そのお店のコンセプトや人気商品のインタビューを行いました。地域の情報をたくさん集めて、地域魅力マップの作成に取り組んでいます。
「PAPER LOGOS」に掲載!【令和5年9月19日(火曜日)発売】
森林環境科の課題研究ではアウトドアをテーマに活動しています。演習林で伐採した間伐材を利用したアウトドア製品を製作し、販売しています。この活動がアウトドアブランドメーカーのLOGOSの目に留まり、3年生森林コースの生徒が取材を受けました。
「青春とアウトドア」をテーマに、昨年より取材していただき、今月発売されました。生徒たちそれぞれの「青春」が実習風景等とともに描かれています。販売は、LOGOSオンラインショップのみです。興味のある方はご覧ください。
サツマイモの収穫【令和5年10月4日(水曜日)】
生物科学科では、今年の6月に川西農場にサツマイモを定植しました。そしてそのサツマイモがいよいよ収穫の時期を迎えました。茎を切り取った後、サツマイモを傷つけないように畝の外からスコップで掘り起します。きれいに赤く色づいたサツマイモが次々に掘り出されてきました。
収穫したサツマイモは、選別・追熟して、11月11日(土曜日)の伊万里実業高校農林キャンパスで開催される生産物販売会で販売します。生物科学科が皆さんに提供する秋の味覚第1弾。甘くておいしいサツマイモをぜひ味わってみてください。