武雄高校では「行政との協働による地域課題解決型探究学習」に取り組んでいます。
ひまわり保育園でのパペット劇上演【令和5年9月19日(火曜日)】
武雄市まちづくり参画事業の一環として、地域の子どもたちに武雄の魅力や文化を知ってもらうため、武雄市のひまわり保育園の園児たちに、パペット劇を上演しました。1年生7名は、夏休み中に武雄温泉・武雄物産館・宇宙科学館などを取材し、外国から来たライオンと武雄を良く知るゾウのキャラクターが武雄のことを紹介するというストーリを作りました。園児も参加できるようにクイズをしたり、一緒に歌を歌いました。最後は手作りのシールを配るなどの工夫も見られました。園児たちはとても楽しそうでした。生徒たちは、「お話を聞いてもらうことは難しかったが手ごたえを感じた、今後も要望があれば上演に出向きたい」という感想を述べました。
防災啓発オリジナル缶バッジ作成ワークショップ【令和5年9月23日(土曜日)】
武雄市まちづくり参画事業に参加し、市民の防災意識の啓発に取り組んでいる1年生6名が、武雄温泉駅にて行われた西九州新幹線開業1周年記念祭において、缶バッジ作成ワークショップを行いました。記念祭を訪れた方に、防災をテーマにデザインしたキャラクターに色を塗ってもらい、それを缶バッジにして防災チラシと共に無料で配布するという取り組みでした。生徒たちはお客様への対応を丁寧に行うことを心掛けました。特に子供たちには優しくわかりやすい説明をしていました。缶バッジのかわいらしいデザインは好評で、用紙が不足するほどの盛況ぶりでした。生徒たちは、自分たちのメッセージが届いたことにとても満足していました。
武雄スタンプラリー【令和5年9月23日(土曜日)~24日(日曜日)】
武雄市まちづくり参画事業の一環として、武雄の魅力を市外・県外の人々に発信するために、武雄温泉駅にて行われた西九州新幹線開業1周年記念祭において、1年生7名が武雄の各所を周る「てくてくスタンプラリー」を実施しました。来場客は、案内所でスタンプ用紙を受け取り、武雄温泉駅、武雄温泉、武雄市図書館、武雄神社、武雄温泉物産館の5か所でスタンプを集めたら景品と引き換えるというものでした。予想を超える来場者数で、スタンプ用紙が不足するほどでした。生徒たちは状況に応じて適切に対応していました。来場者アンケートでの生徒への評価は上々で、武雄の知名度アップに貢献できました。
高校生のまちづくり参画事業報告会・さが未来発見塾未来計画提案会【令和5年9月29日(金曜日)】
6月以降まちづくり参画事業に取り組んできた1年生20名が、これまでの活動のまとめとして、武雄市長、武雄市教育長、武雄高校校長ならびに一般の方々へ、これまでの活動内容を武雄市役所にて報告しました。当日は2年生が行ってきた「さが未来発見塾」による活動報告と武雄市発展のための提案も並行して行われました。生徒たちは、活動の意図や活動内容とその成果を、写真や実物、実演、アンケート結果などを交えて、分かりやすく発表しました。武雄市長をはじめ報告会に参加いただいた方々から称賛の言葉をいただき、生徒たちも大きな達成感、充実感を感じていました。この成果は、武雄の未来へ活かされるのみならず、生徒たちの「学び」の在り方にも良い影響を与えるものになると期待しています。