鹿島高校では「『地域の子どもは地域で育てる』鹿島高校魅力化プロジェクト」に取り組んでいます。
「鹿島さいこうプロジェクト」中間発表会【令和5年7月7日(金曜日)】
2年生が、鹿島市の課題を見つけ解決案を探究する「鹿島さいこうプロジェクト」の中間発表会を行いました。5月に鹿島市役所職員の方々からいただいたご指導・ご助言を受け、現在までにどのような取り組みを行ってきたのか、グループ発表を行いました。テーマは(1)社会文化(2)医療福祉(3)環境生活(4)科学技術(5)国際関連(6)地域経済(7)食の7つでした。急な日程変更のため、予定していた市役所職員の方々の参加はできませんでしたが、発表資料を見ていただいて、夏休み中に実施するフィールドワークや情報分析、今後の活動計画などの報告内容に対して助言をいただきました。今後は、最終発表会に向けさらに探究活動を進めていきます。
高校生ティーチャー「スポーツふれあい教室」(野球、ソフトボール、バレーボール、レスリング)【令和5年7月24日(月曜日)】
昨年度は、新型コロナ感染症対策のために開催できなかった「スポーツふれあい教室」を実施することができました。小学生の参加者は、バレーボール9名(5校)、野球5名(3校)でした。高校生ティーチャーは、バレーボール部25名、野球部15名、ソフトボール部20名の参加でした。酷暑の中でしたが、丁寧に指導することができました。小学生は、高校生から分かりやすく教えてもらい、技術も向上しました。他の小学校の児童とも交流することもでき、楽しかったと満足していました。
今年度好評だったので、来年度は種目を増やし、たくさんの小学生に参加してもらえるように工夫をし、交流を深めていきたいです。
高校生ティーチャー「夏休み宿題サポート教室」【令和5年7月24日(月曜日)~8月4日(金曜日)計13回実施】
鹿島市内の小学校(7校)に高校生が出向いて、「宿題サポート教室」を開きました。小学生は166名、高校生ティーチャーは89名が参加しました。小学生は、夏休みの宿題を解きながら、高校生と対話的な学びを行い、互いに刺激を受け合いながら、90分間集中し、意欲的に取り組んでいました。教師を目指している高校生らも参加しており、小学生が納得する解き方を考えるなど、一つの答えを出すために、色々な見方・考え方を提示しながら熱心に取り組んでいました。今後も定期的に学習サポート活動などを通し「地域の子は地域で育てる」取り組みを実施していきます。
高校生ティーチャー「楽しく学ぶプログラミング教室」【令和5年 7月27日(木曜日)鹿島小学校、7月28日(金曜日)明倫小学校・北鹿島小学校 、8月 4日(金曜日) 七浦小学校・古枝小学校】
鹿島市内の小学校(5校)に情報処理部の生徒24名が出向いて、児童のタブレットを用いて、43名の小学生へプログラミングを教えました。
生徒はこの活動を通して、専門用語の知識や、マイナスの概念、座標軸の認識がない小学生に対して、伝えることの難しさを痛感しながらも、懸命に工夫をしながら伝わるように努力をしていました。作ったプログラム通りに動くゲームに喜ぶ小学生の姿を通して、自己有用感を得たようです。今後は活動対象を広げるなど、地域のICT力、情報リテラシーの向上に繋げるための企画を提案、実施していく予定です。
高校生ティーチャー「夏休み絵画教室」【令和5年8月2日(水曜日)鹿島市民交流プラザ・北鹿島公民館・古枝公民館】
鹿島市内の公民館(3か所)に、本校美術部の生徒16名が出向いて絵画教室を開きました。小学生は、36名(5校)が参加しました。
小学生は、高校生と共に構想を練り、色使いや技法についてアドバイスをもらいながら制作を進めていました。自由な発想で意欲的に絵画活動に取り組む小学生の姿を見て、高校生らも刺激を得たようでした。今後も定期的なサポート活動を通して、子供たちに芸術(美術)に興味を抱いてもらうとともに、鹿島のより良い地域づくりにつなげていきます。