武雄高校では「行政との協働による地域課題解決型探究学習」に取り組んでいます。（令和5年7月）
第1回「武雄市まちづくり参画事業」「さが未来発見塾」合同ミーティング【令和5年7月13日（木曜日）】
外部講師を招き、様々な立場から武雄の現状と問題点についての講義を受けました。佐賀新聞西部支社の澤登滋氏は、武雄市の防災と土地活用について語られ、生徒に水害防止の取り組みや市役所跡地の利用について教えていただきました。武雄温泉物産館の大渡利勝氏は、地域資源の活用について語られ、観光産業の重要性や新幹線開通に伴う武雄市の持つ可能性について教えていただきました。その後、これから武雄市をどういう街にしたいかについてディスカッションを行いました。
この講義を踏まえて、生徒は夏休みのフィールドワークへと進んでいきます。
第2回「武雄市まちづくり参画事業」ミーティング【令和5年7月20日（木曜日）】
生徒は3つのチームに分かれ、夏休みのアクションプラン作成に向けて話し合いました。それぞれの思いを出し合った上で、具体的に何をするのか、どこに取材へ行くべきかを考えました。時間内でプラン完成までは至りませんでしたが、観光マップ作りや子供への読み聞かせ活動、防災のためのイベントなど、大まかな方向性が定まりました。7月中にアクションプランを完成させ、8月に実行する予定です。
「武雄ん絵音つくるっ隊」活動見学・インタビュー【令和5年7月26日（水曜日）】
武雄の魅力を子供たちに知らせる紙芝居を製作し、披露する計画のグループが、武雄で紙芝居を子供たちに見せる活動を行っている「武雄ん絵音つくるっ隊」の活動見学とインタビューに赴きました。琴の調べと共に演じられる紙芝居を観劇し、大いに感銘を受けました。その後、隊のメンバーの方々に、この活動を始めた理由や、紙芝居の製作や実演をする上でのアドバイスなどを質問しました。生徒たちは自分たちの計画を進めるための貴重なヒントを得たようでした。
武雄観光協会へのインタビュー【令和5年7月28日（金曜日）】
観光客に武雄の魅力を知ってもらうための観光マップを作成しようと計画しているグループが、自分達でアポイントを取り、武雄観光協会の方へインタビューを行いました。
武雄を訪れる観光客の数や年代、どこから来られるのか、人気のスポット、滞在期間や使用される交通機関、現在行われている観光推進活動など様々な貴重な情報が得られました。観光マップを作るうえでの助言を得ることもできました。
