唐津商業高校では「学校と地域が繋がり、活力と魅力を生み出す実践型ビジネス教育」を目指しています。(令和5年5月)
地域まるごとデザインについての講義
令和5年5月8日(月曜日)、外部講師の松尾氏からこれまで取り組んできた活動の説明があり、その後、地域の課題を解決するための方法を学びました。生徒たちは、唐津市の課題や魅力を真剣に考えたことがなかったので、それを知ることができました。また、将来、地元唐津がどのような市になれば良いか話し合いをし、意見を共有しました。
今後は、地域の課題解決についてのビジネスプランを考えていく予定です。
STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学の頭文字を組み合わせた造語)教育
令和5年5月15日(月曜日)、唐津Returnプロジェクトの小山様と田中様を講師に招き、デザイン思考について講義していただきました。ユーザーのニーズやニーズに基づくアイディアの発想を考え、問題を解決するためのアイディアをそれぞれ出していき、グループごとに発表をしました。身の回りにある商品や物には様々なストーリーがあることを知り、生徒たちは活発な意見を出し合うことができました。今回学んだことをアイディア出しの授業で生かしていく予定です。
マーケティング手法についての講義
令和5年5月22日(月曜日)、外部講師の松尾氏によるマーケティング手法の講義をしていただきました。生徒たちは、ペルソナ(マーケティングで活用される概念)を使ったマーケティング手法でターゲットを絞り込み、PREP法(結論・理由・具体例・結論で相手に話を伝える方法)による文章の組み立て方を学びました。
ペルソナでは、架空の人物像を想像しながら生徒が意見を出し合い、まとめていきました。活発な意見が出され授業が盛り上がりすぎて、ターゲットを絞るのに苦労したようです。PREP法では、相手が理解しやすく、説得力のある内容にするよう理由に裏付けられた論理的な文章作りを学びました。今回学んだことをプレゼンテーションなどに活用していく予定です。