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有田工業高校では、「『地域を愛し 地域に愛される 学校づくり』と全国募集の促進~有田の伝統産業や多様な主体と連携・協働した取組と地域貢献~」に取り組んでいます。(令和4年11月)

最終更新日:
 

高校生によるキューブサット開発「有田町子ども教室」
第2回教室(有田町立有田小学校放課後子ども教室「わくわくくらぶ」)

11月2日(水曜日)に、高校生によるキューブサット開発「有田町子ども教室」の第2回教室として、電気科の生徒6名が有田町立有田小学校放課後子ども教室「わくわくくらぶ」を訪問しました。

電気科では、昨年度から、佐賀県立宇宙科学館の事業として高校生によるキューブサット開発活動に取り組んでいます。この活動を通して、高校生が学んだことを地域へ展開する活動の一環として、有田町の放課後子ども教室において、4回の電子工作教室を行い、高校生ティーチャーとして参加することになりました。

有田小学校放課後子ども教室「わくわくくらぶ」に通う児童(小1~6)12名の子供たちは、高校生のお兄さん達から優しく教えてもらい、楽しそうに電子オルゴール工作に取り組んでいました。また、光ったり、音が鳴ったりすると、とてもうれしそうでした。

今後は、曲川小学校(第3回・12/7)と大山小学校(第4回・12/14)に行く予定にしています。

 第2回有田町子ども教室1 第2回有田町子ども教室2 第2回有田町子ども教室3 第2回有田町子ども教室4 第2回有田町子ども教室5 第2回有田町子ども教室6

税に関する高校生の作文およびポスターの表彰

 11月9日(水曜日)に、本校にて、令和4年度税に関する高校生の作文およびポスターの表彰が行われました。今回の表彰は、伊万里税務署から依頼された国税庁が主催する『税に関する高校生の作文』、および伊万里・有田「税を考える協議会」が主催する『税に関する高校生のポスター』の表彰となります。

 本校では、「政治・経済」を履修する2年生が作文に、デザイン科の希望者が夏季休業中にポスター制作に取り組み、作文137作品、ポスター13作品の応募をしました。

 その結果、作文では2名の生徒(有田町長賞、有田町教育委員会教育長賞)、ポスターでは5名の生徒(伊万里税務署長賞、伊万里・有田「税を考える」協議会会長賞、武雄県税事務所長賞、有田町長賞、有田町教育委員会教育長賞)が表彰されました。

 表彰式では、伊万里税務署長、武雄県税事務所長、有田町副町長、有田町教育委員会教育長からそれぞれ賞状を授与していただきました。

学習活動を生かして、作品応募という形で地域に貢献することができました。
 税のポスター1 税のポスター2 税のポスター3 税のポスター4

障害者月間ワークショップ「叩いて!塗って!芸術の秋を楽しもう!」への参加(吹奏楽部・美術部)

佐賀県では、毎年11月15日から12月14日の期間を「障害者月間」と定め、障害のある方への理解を深めていただくために、県民の皆さまが参加できる体験型のイベントが実施されています。

今年度は、11月13日(日曜日)に、有田町文化会館にて「叩いて!塗って!芸術の秋を楽しもう!」ワークショップが開催され、本校から吹奏楽部と美術部の生徒が運営補助として参加しました。

 ワークショップでは、吹奏楽部の生徒が有田焼の楽器「碗琴」の碗を叩いて音を探したり、美術部の生徒が碗琴のフレームとベンチをペイントしたりして、障害のある方と有田小学校の児童などが一緒になって楽しみました。ペイントしたアートベンチはJR佐賀駅と上有田駅に設置されています。
 障害者月間ワークショップ1 障害者月間ワークショップ2 障害者月間ワークショップ3 障害者月間ワークショップ4 障害者月間ワークショップ5 障害者月間ワークショップ6

うちやま百貨店「有工デザイン科withセラミック科作品展」

 11月19日(土曜日)・20日(日曜日)に、有田町内山地区で「うちやま百貨店2022」が開催されました。このイベントは、有田町の伝統的建造物群保存地区で空き店舗を活用して開催されるまちなかマルシェです。主催者の特定非営利活動法人灯す屋の代表理事の佐々木様には、本校の学校運営協議会委員を務めていただいています。

うちやま百貨店では、有田焼や飲食、雑貨などのショップが並び、歴史あるまちなみを歩きながら、出店者の方と話したりしてお買い物を楽しむことができ、ワークショップやパフォーマンスやトークイベントなども開催されました。本校は「有工デザイン科withセラミック科作品展」として、陶悦窯で展示をしました。デザイン科の生徒がプロデュースし、課題研究の一環として取組み、卒業制作に繋がるイベントとなりました。事前に下見を重ねながら展示計画を立て、会場の雰囲気に合う生徒作品を選び、室内装飾を含めた店内のディスプレイを行いました。

秋の有田にちなんだ展示空間となり、お客様からも良い感想をいただくなど、生徒にとっても良い経験となりました。

 うちやま百貨店1 うちやま百貨店2 うちやま百貨店3 うちやま百貨店4 うちやま百貨店5 うちやま百貨店6

波佐見焼総合講座 やきもの文化体験事業
「畑の原登り窯」の窯出し行程(窯業研究部)

この事業は、波佐見町教育委員会と波佐見町内窯業関係者の指導のもと、波佐見中学校・波佐見高校陶芸部・有田工業高校窯業研究部の生徒が、作陶の工程から一連のやきものづくりを体験することで、歴史ある郷土の産業である窯業への関心を深め、さらに各学校間の交流を深めることを目的として、波佐見町村木郷にある国指定史跡「畑の原登り窯」で開催されています。これまで、10月15日(土曜日)に施釉した焼き物を窯に詰める「窯詰め」、10月29日(土曜日)から30日(日曜日)の2日間にわたり「窯焚き」を体験しました。

そして今回は、11月19日(土曜日)に、登り窯から焼物を取り出す作業「窯出し」を行いました。「窯焚き」では、30時間以上をかけて大量の薪を焚き、窯の温度を1300℃まで上げ、その後は約20日間をかけて自然に温度が下がるのを待ちました。登り窯の楽しみの一つは、薪の灰が窯の中の焼物に降りかかることで自然釉となり、焼物の表情が変化して出てくることです。「窯詰め」で並べた場所、「窯焚き」の炎と薪、様々な条件によって作られた今回限りの作品です。小雨の降る中の窯出し作業となりましたが、炎や灰の影響を観察するために、第2焼成室の一番前から順番に取り出して運びます。小学生のマグカップ、中学生の染付皿、有工生の花器、たくさんの焼物を20数人で並んで受け渡しながらテントの下へ運びました。

 生徒は、「窯から出して並んでいる中学生の作品を見て、面白いアイデアをたくさん見つけることができました」「登り窯ならではの発色がすごいと思いました。来年の登り窯に向けて、作品をたくさん作りたいです」と意気込んでいました。一年に一度の登り窯焼成体験で学んだ多くのことを、これからの作陶に生かして活動していきたいと思います。
 畑の原登り窯1 畑の原登り窯2 畑の原登り窯3

工場見学・大学訪問等(電気科1年・電気科2年・デザイン科1年・セラミック科1年)

本校では、各学年・各学科において、それぞれの学科の専門性を高め、学習意欲の喚起や社会の変化に対応できる人材の育成や、進路選択に役立てることを目的として、県内や近隣県外の学科関連企業への工場見学や研究施設・大学等の訪問を行っています。

(1)11月15日(火曜日)・電気科1年生

・日清紡マイクロデバイスAT株式会社(神埼郡吉野ヶ里町)、

・九州シンクロトロン光研究センター(鳥栖市)

(2)11月21日(月曜日)・電気科2年生

・株式会社ファインテック(柳川市)、

・九州シンクロトロン光研究センター(鳥栖市)

(3)11月22日(火曜日)・デザイン科1年生

・九州産業大学(福岡市) ・福岡デザイン専門学校(福岡市)

(4)11月22日(火曜日)・セラミック科1年生

・九州産業大学(福岡市) ・JSRマイクロ九州株式会社(佐賀市)

 工場見学を通して現場の実際を知る機会となりました。また、大学・専門学校の訪問を通して、専門的な学びに興味・関心が高まったようです。各学科における専門科目の学びを深めることにもつながり、将来の進路選択に向けて貴重な体験となりました。
 工場見学1 工場見学2 大学見学1 大学見学2

防犯交通安全教室(スケアードストレート)

佐賀県警では県内5地区6校を「自転車マナーアップモデル校」に指定しており、有田工業高校もモデル校に指定されています。

11月24日(木曜日)6時間目に、防犯交通安全教室として「スケアードストレート方式」で実施しました。「スケアードストレート」とは、プロのスタントマンが参加者の目の前で交通事故等を再現することにより、その怖さを知り、交通安全意識を高めるための手法です。

まず、伊万里警察署の交通課長から、最近の統計から交通事故の傾向などをお話しいただいた後、全国を回られているスタントマンの方々による実演がありました。

交通事故では「自転車と原付の接触」「見通しの悪い場所からの飛び出し」「大型車の巻き込み」など、よく耳にする言葉ですが、実際にプロのスタントマンによる迫力ある実演で、事故の瞬間の再現を目の前で見せられると、興味深げに見ていた生徒たちの表情が変わりました。まさに「恐怖を直視する」効果です。

 最後に、生徒会長から御礼の言葉を伝え、あっという間の1時間の講座が終わりました。学校全体で交通安全の意識を高める貴重な機会となりました。
 防犯交通安全教室1 防犯交通安全教室2 防犯交通安全教室3 防犯交通安全教室4

デザイン科展示in有田中学校

11月28日(月曜日)から、有田中学校にて、デザイン科の作品展示を行っています。本校では、本年度からコミュニティ・スクール制度を導入し、学校運営協議会を設置していますが、今回の企画は、学校運営協議会で出された意見を反映して実現したものです。

第1回会議では、「学校が近くにありながら、各学科の特色が十分に中学生や中学校教員に伝わっていないのではないでしょうか」という御意見を頂きました。また、第2回会議では「例えば、美術の時間に有工デザイン科の先生(生徒も)による出前授業をしていただけたら。せっかく近所にありますので、本校に高校生のデザイン作品や陶芸作品、機械や電気工事関連作品等を1~2週間でも展示していただくというのも連携になるかと思います」という貴重な御意見をいただきました。

今回は、デザイン科のみの展示になりますが、先生方や中学生だけでなく、三者面談に来られた保護者の方にも興味深く見ていただきました。中学校の先生方にとっては有田中出身の教え子の作品を、中学生にとっては出身中の先輩の作品を鑑賞する機会となり、作品を描いた高校生を知っているからこそ、親近感を感じていただいたように思います。

 今後も、中学校の生徒・保護者・先生方に学校の魅力がしっかりと伝わるよう、各学科の魅力発信を行っていきたいと思います。
有田中デザイン科展1 有田中デザイン科展2 
 有田中デザイン科展3 有田中デザイン科展4 有田中デザイン科展5

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佐賀県  教育委員会事務局  教育総務課
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