アンケート機能と関数グラフソフトの活用（高等学校「数学」）

 

　令和元年度の教科別授業研修会の取組の中から、数学の公開授業での取組をご紹介します。

　今回紹介する取組は、県立高校1年生の授業における実践です。

　授業では、前日の中間考査について振り返りました。まず、生徒自身が、テスト中にどのように問題に取り組んだのかを振り返り、担当の先生が準備したデジタルアンケートに答えました。その結果を示した円グラフを電子黒板に投影し、テスト中に解答のポイントに気が付いていた生徒がどのくらいいたのかを、クラス全体で共有しました。その結果に生徒たちは興味津々。クラスメイトの問題へのアプローチの仕方や考え方などを知り、考査のポイントをクラスで共有することができました。

　正四面体の体積を求める問題については、関数グラフソフトを用いて電子黒板で学び直しをしました。関数グラフソフトを用いることで、立体図をあらゆる角度から見ることができ、頂点から底面へ下した垂線の様子などをチェックし、正四面体の高さの求め方を確認しました。