有田工業高校では「『地域を愛し 地域に愛される 学校づくり』と全国募集の促進」というテーマに取り組んでいます。
地域学習を開催しました【令和6年3月8日(金曜日)】
晴天に恵まれた中、1・2年生は地域学習を行いました。1年生は各科に分かれて有田町内を散策する「有田の歴史を学ぶコース」。地元の生徒ばかりでないため、初めて訪れるところもあり、楽しくめぐる中にも新たな発見の多い1日となりました。
2年生は各科2班にわかれ、有田町内の企業を見学させて頂く「有田の産業を学ぶコース」。有田商工会議所様には企業との橋渡しを、有田町まちづくり課様にはマイクロバスの手配をしていただき、充実した1日となりました。
生徒の感想にも「有田にこんなすごい企業があるとは知らなかった」など、地域の良さを再発見する良い学習となりました。ご協力いただいた企業、団体の皆様、本当にありがとうございました。
未来SAGA産業人材育成プロジェクト推進事業で外部講師が来校されました【令和6年3月12日(火曜日)】
デザイン科2年生にお招きした3名の外部講師の方は、株式会社スチームシップの有田町内の拠点、「ARITA PORTO」からで、実は3名とも有工の卒業生ということで、懐かしい表情で後輩たちの姿をご覧になっていました。
スチームシップの業務として紹介されたのが、ふるさと納税の返礼品をWebページやカタログ等で効果的にデザインする仕事でした。お隣の波佐見町をはじめ、全国で展開される大きな業務になっているそうです。
生徒たちにも地域にある魅力的なもの「宝」をPRする体験をしてもらおうと、ワークショップも組み込んでくださいました。ハンバーグやスイーツ、マグカップなどを、購入する人、贈る人を具体的に想定して、訴求力のあるコピーやビジュアルを考えます。グループに分かれた生徒たちは、それぞれ意見を交わしながらポスターのアイデアをまとめて発表しました。講師の先生方は巡回をされながら、生徒たちにアドバイスをしてくださいました。デザイン科は3年生になると、1年間かけて「地域の課題をデザインの力で解決」するという課題研究に取り組みます。きっと今回のアイデアを出すプロセスが、この課題研究でも生かされると思います。
吹奏楽部の定期演奏会が開催されました【令和6年3月17日(日曜日)】
有田町役場で、吹奏楽部が定期演奏会を開きました。卒業生にとっては最後の演奏会です。当日はあいにくの雨にもかかわらず、会場の町民ロビーは保護者や家族の方、地域の方など、観客でいっぱいになりました。
吹奏楽部は「頼まれたら断らない」というスタンスで、地域に出向いて様々なイベントで演奏を行っていますが、今年度の卒業生は在学中、コロナ禍でなかなか演奏の機会に恵まれず、やっと今年度になって色々なところに出向くことができました。
当日の1時間半は、卒業生だけでなく、地元有田中学校の吹奏楽部からの応援も得ての演奏となったために地域とも交流することができ、中身の濃いものとなりました。