有田工業高校では「『地域を愛し 地域に愛される 学校づくり』と全国募集の促進」というテーマに取り組んでいます。
卒業制作展【令和6年1月16日(火曜日)~21日(日曜日)】
3年生は1年間を通じて授業で課題研究を行い、4科それぞれの特徴を生かした作品を作っています。生徒が制作した作品を展示する卒業制作展が九州陶磁文化館で行われました。作品は触ったり実際に動かしたりできるものも多く、子どもたちだけでなく大人も興味深く手に取っていました。
3年間の専門的な学びで得た知識と技術・技能で探究心を持って制作に励み、思考錯誤の末に作品を完成させました。生徒の熱い思いが伝わるような作品展となりました。この課題研究に取り組めたことは、卒業生にとっても社会に出てからきっと役に立つことと思います。コロナ禍以前に迫る1,200人を超える方にご来場・ご観覧いただき、心より感謝申し上げます。
Kids Kitchenるんびにに参加しました【令和6年1月17日(水曜日)】
本町公民館で「Kids Kitchenるんびに」が開催されました。Kids Kitchenは、月に2回水曜に開催されている子ども食堂のことです。インターアクト部を中心に調理や配膳などに参加しています。また、食事のために参加する生徒もおり、自由な雰囲気の中で行われています。
今回の献立は、雑煮、牛すじ大根、棚田産おにぎり、クレープでした。「Kids Kitchenるんびに」は、だんだんと地域に浸透し、毎回100名以上の方が食べにいらっしゃいます。配膳する小学生の子どもたちとインターアクト部の生徒は大忙しです。今回は、おにぎりをにぎったり、配膳したり、皿洗いをしました。少ない人数で奮闘していました。
大町駅で生徒と小学生の共同作品の展示を行いました【令和6年1月25日(木曜日)】
デザイン科の課題研究では、テーマを地域から見つけてデザインの力で解決する提案を数多く行いました。その一つが杵島郡大町町の大町駅で展示されました。
大町ひじり学園出身の3年生が、小さな町にみんなが集まれる賑わいをつくりたいと考え、みんなが参加したアート作品を飾ることを企画しました。題して「大町超ART計画」です。母校の小学生の子どもたち約260人に協力してもらって小さなイラストを描いてもらい、それをもとに自身の作品も合わせて縦1.5メートル、横4メートルのコラボ作品を制作しました。
卒業制作展の展示を終え、大町駅の跨線橋に飾り付けを行いました。慣れない半屋外の展示で風や湿気対策や通行の妨げにならないようなど、色々と気を遣う展示でした。立ち会っていただいた武雄温泉駅の村子駅長様の御協力もあり、2時間強かけてなんとか無事に完了しました。
駅での展示はすでに終わっていますが、現在は場所を移して2月19日(月曜日)~3月3日(日曜日)大町町公民館にて展示しています。
デザイン科ではこの研究以外にも、鹿島市や伊万里市、有田町、白石町、川棚町(長崎県)などの自治体と連携した課題研究を行っており、スタンプやチラシなどを作成することで貢献しています。