唐津青翔高校では「玄海を学び、玄海を発信~地域との連携(コネクト)から人間力を育てたい~」というテーマに取り組んでいます。
薬用植物栽培研究所見学(環境系列)【令和5年12月12日(火曜日)】
環境系列の2年生が玄海町の薬用植物栽培研究所に行きました。施設長の中島さんのお話を聞き、甘草を始めとする色々な薬草の効能や実際の活用事例を学びました。この施設で栽培、収穫されたミシマサイコという植物は、玄海町のオリジナル商品”和彩香茶(なごみさいこちゃ)“の原料としても知られていて、特に親しみをもつ生徒もいました。大学の研究施設としても使用されているハウスや温度管理室での学習では、発見や気づきをその都度、生徒同士で共有し、学びを高め合う姿がありました。見る・嗅ぐ・触れるといった五感を最大限に活用する環境系列の観察力は、玄海町内をはじめとする佐賀のフィールドで、地域の方のご協力のもと育っています。
総合的な探究の時間2学年発表会【令和5年12月13日(水曜日)】
総合的な探究の時間を活用し、地域課題に目を向け、自分なりの視点で、解決に向けての実践を目指す取り組みをしています。この日は、2年生が前期のインターンシップの経験をヒントに、それぞれの気づきや探究活動の内容を発表しました。お世話になった14の事業所の中には、わざわざ応援に駆けつけてくださる方もおられ、生徒たちはその期待に応えられるよう真剣な表情で発表しました。今回は、1年生も評価シートを記入しながら参観しました。中には、畜産農家や牛肉の加工場、旅館業等、玄海・上場地区を象徴するような仕事もあり、地域を知るよい機会となりました。ご協力くださった皆様に感謝し、今後の探究活動の発展に努めていきます。