伊万里実業高校では「人と環境に優しい農業教育を目指して」というテーマに取り組んでいます
課題研究【令和5年10月27日(金曜日)】
九州海陸運輸(株)より、廃棄フルーツ缶の有効活用方法について依頼を受け、課題研究という授業で活用方法を検討しています。
これまで、製造過程でへこんだりして変形してしまった缶は商品とならないため廃棄をしていたそうです。しかし、食品ロスをなくすためにも、何とか有効利用がしたいと相談がありました。そこで、廃棄缶の中身を出して、フルーツサンドをつくって販売することを考えました。
まずはフルーツサンドのレシピを検討しています。試作と食味アンケート調を重ねて、絶品のフルーツサンドレシピを完成させたいと思います。いつか私たちが考えたフルーツサンドが完成したら、ぜひ食べてみてください。
アウトドア講習会【令和5年11月7日(火曜日)】
「アウトドア体験」のイベントを開催するために、その事前指導としてワイルド長崎の衣川氏を講師として講習会を行いました。
今回の講習ではイベントの運営方法について学びました。運営で注意する点やイベント参加者への伝え方を、実演をとおして体験しました。 言葉の表現方法やわかりやすい図説など、相手に伝わりやすい話し方や説明方法を身に付けることができました。11月11日に開催する、生産物販売会「愛農祭」で今回の研修を活かした「アウトドア体験」イベントを開催します。
生産物販売会「愛農祭(Fes.)」【令和5年11月11日(土)】
草花・果樹・食品加工品・木工品などを販売する大イベントです。地域の方々を中心に800人以上のお客様にご来場いただきました。
生物科学科の自慢はシクラメンです。きれいなシクラメンを求めて販売開始前から行列ができました。ハウスの中にずらりと並ぶシクラメンの中から、お気に入りの色合いのものを見つけて購入していただきました。
森林環境科では、腰岳演習林から実習で切り出した木材を加工して製作したベンチや木工玩具、木彫り看板、そして薪やスウェーデントーチなど木工アウトドア製品を販売しました。
また、ワークショップとして木工クリスマスツリーの製作、アウトドア活動イベントとしてファイヤースターターを使用した「火おこし体験」を実施しました。多くの子どもたちが参加して、オリジナルの飾りつけをしたクリスマスツリーを製作したり、悪戦苦闘して火をおこしたり、とても楽しんでいただきました。
幼稚園との交流【令和5年11月16日(木曜日)】
伊万里幼稚園の園児たちと動物ふれあいとサツマイモ収穫体験をしました。動物ふれあいでは、校内のドックラン施設で生物科学科3年生3人が先生となってトイブードルの触れ方を教え、園児は5匹のトイプードルと楽しくふれあいました。
また、本校の川西農場で大きく実ったサツマイモを収穫しました。3年生がマンツーマンで収穫のやり方を説明し、園児たちは土の中からたくさんのサツマイモを掘り出して大満足でした。