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原子力安全対策等特別委員会 委員長報告(知事給与関係議案)

最終更新日:

 議案等の審議結果

平成23年11月定例県議会(知事給与関係議案)

委員長報告 


原子力安全対策等特別委員長報告
委員長 石丸 博


 原子力安全対策等特別委員長の報告をいたします。

 本日の本会議におきまして、本委員会に付託されました乙第100号議案「佐賀県知事の給料の特例に関する条例(案)」につきまして、同日、委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過、及び結果について報告いたします。 
 まず、採決の結果を申し上げます。
 質疑終結の後、討論に移り、乙第100 号議案について、反対の立場から、「6月21日の知事と九州電力株式会社幹部との面談における知事の発言が、やらせメールを誘発したものであり、このことに知事は責任をとるべきである。
 また、プルサーマル公開討論会に関して、内部調査委員会で調査されたが、その調査では、まだ3分の1も解明されておらず、真実が不明である。
 このため、執行部は、早急に第三者委員会の設置、調査を行い、さらに、元県職員等の参考人招致、九州電力株式会社の経済産業省への最終報告書の提出も踏まえ、全容解明の後、給与の減給の条例を提案すべきであり、今回の提案は、時期尚早であり、反対である。」
との討論がありました。
 討論の後、ただちに採決に移り、乙第100号議案を採決した結果、賛成者多数をもって、原案のとおり可決いたしました。 
 続いて、審議の過程で述べられました付託議案についての主な意見、及び要望の概要を申し上げます。

1、知事が自らに科した処分が適切かどうかの判断は、県民が行うことになる。したがって今回の問題に対する論点を整理し、すみやかに情報公開すべきである。
1、今回の条例案により、すべての問題が終了するわけではなく、この問題については、解明が不十分であり、今後も、議会で十分な議論が必要である。
1、今回の一連の問題は、事業者である九州電力と県の密接で不透明な関係にあり、「九州電力と知事、佐賀県の関係」、そのあり方を見直されたい。
 また、原発の安全性の確認は、県民の気持ちや意見を第一に考え、しっかりと判断されたい。

などの意見が出されました。

 続いて、付託議案についての主な質疑の概要を申し上げます。 
◎3.11以前とそれ以降における原子力発電の安全性に対する知事の意識の変化
◎プルサーマル公開討論会の問題をはじめと して、日常的に九州電力と密接な関係にあったこと、またそのことを容認するような風土を作り出した執行部及び知事の責任
◎3.11以降の変化及び知事の責任を認識せず、九電幹部と面談し、やらせメールの要因となった知事の責任
◎過去の処分と比較した今回の処分の受け止め方とその原因
◎知事の発言が九州電力株式会社のやらせメールの「発端」となったことの認識の有無  
◎今回の一連の問題の本質と知事の責任
 
などの質疑が行われました。

 以上をもちまして、原子力安全対策等特別委員長の報告を終わります。

 

 


 

 

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