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平成30年2月定例会 概要

最終更新日:

 平成30年2月定例県議会は、2月22日に開会し、30日間の会期を経て、3月23日に閉会しました。

 本定例会では、平成30年度一般会計予算案など80件の議案等が審議され、予算議案及び条例議案等73件、意見書案3件、決議案2件が可決、人事議案1件が同意されました。

 予算関係では、平成30年度一般会計予算案(総額4,368億4,700万円、対前年比0.8%増)のほか、災害救助基金、工業用水道事業会計など16件の特別会計、企業会計の予算案が原案どおり可決されました。

 また、平成29年度一般会計予算を約1,200万円増額する補正予算案(増額後総額約4,445億3,100万円、対前年比0.5%減)のほか、災害救助基金、工業用水道事業会計など13件の特別会計、企業会計の補正予算案が原案どおり可決されました。

 条例関係では、議員提案の政策条例である、県民と旅行者とが様々な交流を通じて感動を共有できる地域づくりを推進し、もって県民のふるさとへの自信と誇りの醸成とともに県民生活の向上に貢献することを目的とする、「ふるさと佐賀への誇りを育む観光条例」など、32件の議案が原案どおり可決されました。

 このほか、基本方針策定以降の社会情勢の変化や新たな課題に対応するため改訂を行う「『佐賀県人権教育・啓発基本方針』の改訂について」など、11件の条例外議案が原案どおり可決・同意されました。

 意見書関係では、国会及び政府に対し、2月5日に発生した陸上自衛隊目達原駐屯地所属第3対戦車ヘリコプター隊AH―64D墜落事故に厳重に抗議するとともに、被災者や地域住民等に対する心と身体のケア等を十分に行うこと、事故原因を徹底的に究明すること、安全管理と再発防止対策を図ること等が速やかに実現されるよう強く要請する、「陸上自衛隊目達原駐屯地所属第3対戦車ヘリコプター隊AH―64D墜落事故に関する意見書」など、3件の意見書が可決されました。

 決議関係では、第78回国民体育大会及び第23回全国障害者スポーツ大会が佐賀県で開催されるよう、県民の総意に基づき強く要望する、「第78回国民体育大会及び第23回全国障害者スポーツ大会の開催に関する決議」など、2件が可決されました。

 本会議(代表質問、一般質問)では、県政運営の基本方針をはじめ、財政運営、自衛隊機の事故関連、原子力行政、明治維新150年記念事業、九州新幹線西九州ルート関連、平成35年国民体育大会・全国障害者スポーツ大会関連、中山間地等の振興、社会資本整備関連、交通事故対策などを中心に県政全般にわたり幅広い議論が展開され、各委員会においては質疑や付託議案等の審査が行われました。

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