議案等の審議結果
平成29年6月定例県議会
委員長報告
総務常任委員長報告
委員長 原田 寿雄
総務常任委員長の報告をいたします。
6月21日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、6月26日及び27日の両日、委員会を開催し、「龍谷高等学校」、「佐賀城本丸歴史館」及び「県総合運動場」の現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第33号議案中、本委員会関係分、乙第23号議案から乙第26号議案まで4件、乙第28号議案から乙第30号議案まで3件、以上、8件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり、可決いたしました。
次に、乙第31号議案「収用委員会の委員及び予備委員の任命について」を採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり、同意することにいたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました、付託議案等についての、主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、九州佐賀国際空港の利用促進を図るマイエアポート運動や、事業所への営業活動は、全国的にも先進的な取組みであるため、今後とも、その推進を図られたい。
との意見が出されました。
続いて、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 肥前さが幕末維新博覧会の特徴、幕末維新記念館、HAGAKURE館(仮称)及びリアル弘道館(仮称)などの準備状況と展示内容
◎ 博覧会への来場者の街中周遊の仕掛けや、県民への周知の現状と今後の取組み
◎ 消防防災ヘリコプター導入に係る機種選定のポイントや、財源、運用にあたってのパイロットの確保策及び今後の導入スケジュール
◎ 地方交付税措置の対象とならない県単独事業を見直すなど、県の規模等に応じた健全な財政運営の必要性
◎ 過剰な行政サービスや将来にわたる財政負担増に対する市町への県の指導・助言の必要性
◎ 九州佐賀国際空港の近年の路線や便数、利用者数などの現況と、これまでの利用促進策とその効果
◎ 県内各地や福岡県南西部からの利用促進及び台湾便のアウトバウンドの利用促進のための取組み並びに大阪便、名古屋便再開に向けた取組み
◎ 「佐賀空港がめざす将来像」の実現に向けた今後の取組み
◎ 近年の国民体育大会における本県の成績と、平成35年佐賀国体に向けた展望
◎ 小学生をはじめとした平成35年佐賀国体に向けた選手強化の取組み
◎ 県内外国人観光客の現況と、そのニーズにあった観光資源の情報提供や受入体制の充実のための取組み
◎ これまでの外国人観光客誘致対策の状況と今後の取組み
などの質疑が行われました。
最後に、2月定例会から引き続き審査中の
1、財政確立について
1、政策の企画・調整について
1、危機管理・報道行政について
1、総務行政一般事項について
1、地域交流行政について
1、文化・スポーツ交流行政について
1、肥前さが幕末維新博について
以上7件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。