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意見書案と採決状況(平成12年11月第21号)

最終更新日:
 
平成12年11月定例県議会
意第21号
否 決
有明海の漁業振興のため、早急な環境調査を求める
意見書(案)
近年有明海においては、 赤潮が異常な頻度と規模で発生し、 また潮位が高くなるなどの異変が起き、 漁業への影響もでている。 特に、 諫早湾が閉め切られて以来、 特産物であるアゲマキ、 タイラギの水揚げがなくなり、 アサリも激減している。 
当県での有明海沿岸漁業は、 目玉のノリ養殖をはじめ、 ワタリガニ、 シタビラメ、 コノシロ、 ボラ、 アナゴなどの水揚げがあるが、 漁民は有明海の状況の変化に不安を抱き、 「このままでは生活できない」 と出稼ぎに出ている漁家も少なくない。 
よって、 国会及び政府におかれては、 予想を超えた環境の変化と漁獲高の減少が、 漁業関係者の指摘するように諫早湾干拓事業によるものであるのか、 またそうでなければ何に起因するものか、 国として実態と原因の調査、 特に漁業環境・水質の調査などを早急に行っていただくよう、 次の事項について要望する。 
1. 過去15年間の有明海の主要15種以上の漁獲量について、 県別、 漁協別、 魚市場別の推移の実態を把握すること。 
2. 諫早湾干拓事務所が設置している 「漁場調査委員会」 は 1997年以来開かれていないが、早急に開催し、機能させるこ と。 
3. 諫早湾干拓事業のいわゆる 「時のアクセス」 とは別に、 第 三者機関による有明海の環境ならびに水質の調査を直ちに 行うこと。 
以上、 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 
平成12年12月 日
佐 賀 県 議 会
衆 議 院 議 長 綿 貫 民 輔 様
参 議 院 議 長 井 上 裕 様
内閣総理大臣 森 喜 朗 様
農林水産大臣 谷 津 義 男 様
環 境 庁 長 官 川 口 順 子 様
以上、 意見書案を提出する。 
平成12年12月15日
提出者 武 藤 明 美 宮 崎 泰 茂
佐賀県議会議長 宮 原 岩 政 様





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