議案等の審議結果
意見書案と採決状況
意第7号
否決
消費税は「増税延期」ではなく「中止」を求める意見書(案)
政府は、来年4月から10%にしようとしていた消費税率の引き上げを、2019年10月まで延期することを発表した。
2015年10月から税率を10%にしようとしていたが、2017年4月からに延期し、それを再び2019年10月からに延期するというものである。
これは増税路線そのものの破綻である。
2014年4月からの消費税率が8%になって以降、労働者1人当たりの実質賃金は4年連続マイナス、個人消費は2年連続マイナスとなり、国民
のくらしを直撃している。個人事業者にとっても「10%になったら廃業するしかない」などの切実な声が聞こえている。
よって、政府及び国会に対し、消費税増税は「延期」するのではなく、キッパリ中止されることを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年 月 日
佐 賀 県 議 会
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 山崎 正昭 様
財務大臣 麻生 太郎 様
総務大臣 高市 早苗 様
経済産業大臣 林 幹雄 様
以上、意見書案を提出する。
平成28年6月28日
提出者 武 藤 明 美 井 上 祐 輔
佐賀県議会議長 中倉 政義 様