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請第3号請願

最終更新日:

議案等の審議結果


平成27年9月定例県議会 

請願と採決状況


請第3号

不採択

 

TPP交渉に関する請願   

請願趣旨

[請願事項]

 7月28日からハワイで開催されたTPP閣僚会合は、大枠合意に至らず閉幕した。米日両政府はTPP全体の妥結を狙っており、今後の交渉の行方は不透明である。
 一方で日米2国間協議は大きく進展し、米国産米・豪州産米合わせて8万トンの「特別輸入枠」の設定をはじめ、牛肉の関税を
15年かけて38.5%から9%まで引き下げ、豚肉の関税1キロ当たり最大482円から10年後には50円前後まで引き下げ、麦の事実上のマークアップを45%削減、米国、オーストラリア、ニュージーランドにバター・脱脂粉乳の輸入枠を設定、甘味資源作物の輸入拡大につながる措置を検討など農産品重要5品目すべてで、日本側の譲歩が報道されている。
 いずれも米や牛・豚肉などを重要品目として「除外・又は再協議」を求めた国会決議に違反していることは明白であり、重大な譲歩提案を公表し、ただちに撤回すべきである。
 一方で、米国議会に出されたTPA法案は、従来のTPA法案と違って、交渉が妥結しても事実上議会が修正を求める権限が盛り込まれており、仮に交渉が合意しても再譲歩がせまられる可能性がある。さらに交渉参加国にとって受け入れがたい「為替条項」も含まれている。
 国会決議から逸脱した重要品目の大幅譲歩が明らかになった以上、TPP交渉の撤退を決断するしかない。
 以上の趣旨から、下記の事項についての意見書を政府機関に提出することを請願する。


[請願項目]
 
1、日米2国間協議での合意内容を公表し、国会決議に違反する合意は撤回すること。

2、TPP交渉に関する国会決議を順守し、守れない場合は、交渉から撤退すること。



 平成27年9月15日

 佐賀県議会議長   中倉政義 様

 請願者 小城市三日月町久米1825-1
       農民運動佐賀県連合会
       会長 福島 是幸

 紹介議員 武藤明美、井上祐輔、内川修治

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