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有明玄海・環境対策特別委員会 委員長報告

最終更新日:

 議案等の審議結果

平成28年2月定例県議会

委員長報告 

有明玄海・環境対策特別委員長報告
委員長 定松 一生


 有明玄海・環境対策特別委員長の報告をいたします。

 海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきまして、3月15日に委員会を開催し、まず、県執行部からの説明の後、質疑を行い、引き続き「よみがえれ!有明訴訟弁護団」団長 馬奈木昭雄氏、同事務局長 堀良一氏、同事務局員 岩井三樹氏、以上3名を参考人として招致し、意見聴取の後、参考人に対して質疑を行いましたので、その過程で申し述べられました主な質疑の概要を報告いたします。

 まず、県執行部からは「有明海の水産物の生産状況」について説明を受けた後、

◎ 国による有明海再生対策事業の効果やこれまでの取組みに対する認識
◎ 今期の好調なノリ養殖状況と諫早湾干拓排水門からの排水による影響に対する認識
◎ ノリ養殖漁場の現況
◎ 漁船漁業による水産物の生産状況
◎ 太良町におけるアワビ養殖の状況

などの質疑が行われました。

 続いての参考人招致では、それぞれの参考人から「諫早湾干拓排水門開門調査に係る和解協議の状況と今後の取り組み等」の項目について意見聴取の後、

◎ 漁業者へ支払われる国からの制裁金の使途とその情報の県民への発信の必要性
◎ 開門賛成派への制裁金の支払いの有無と、今後、新たな訴訟の可否
◎ 開門調査実施の際の被害認定に係る「ケース3―2開門」と「ケース1開門」との相違点
◎ 「福岡高裁における確定判決」と「長崎地裁における仮処分の決定」、双方の法的関係
◎ 十年ごとに更新となる漁業権についての見解と確定判決への影響
◎ 「開門に代わる有明海再生対策が存在しない」ことに対する認識
◎ 有明海再生のために必要な新たな調査

などの質疑が行われました。

 最後に、海洋環境の保全、水産資源の確保、環境対策に関する諸問題の調査に関する件につきましては、今後、なお検討すべき重要な問題が残されておりますので、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。

 以上をもちまして、有明玄海・環境対策特別委員長の報告を終わります。
 

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