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9月定例県議会 請願と採決状況(請第10号)

最終更新日:
 
請第10号
不採択
米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める請願

請願趣旨
 いま、政府は、減反を100%やっても、作況が100を超えたら、「過剰」分を「生産者 団体において…自主的に主食用以外に処理する仕組み」を検討しています。
 これは、国産新米を「主食用以外」の飼料用(1トン1~2万円)、援助用(3万円) で投げ売りしろというものであり、一番安い飼料用の場合、1俵(60キロ)600円、ラー メン1杯分という値段で「処理」しろというものです。
 また、政府は、豊作を天下の悪事であるかのように言い、「その責任は農民がとれ」 といわんばかりですが、これほど逆立ちしたやり方はありません。せめて韓国が実施し ているように、豊作になったら、外米の輸入をやめればいいではありませんか。
 政府は、「自主流通米の値下がりを防ぐ」ことを理由にしていますが、これは政府自 身が食管制度を廃止したうえに自主流通米の値幅制限を撤廃して、米価値下がりの仕組 みを作った責任を棚上げしたものです。
 こういう政府の施策のもとで、農民経営は悪化の一途をたどっていますが、このうえ 米1俵600円などという暴政が強行されれば、農家の生産意欲の喪失と米生産の崩壊が 決定的になることは必至です。
 これでは、世界でも異常に低い食料自給率が「向上」するどころか、坂道を転げ落ちるように低下の一途をたどることは明らかです。
 私たちは、豊作を喜べない政治、食料自給率をいっそう引き下げようとする政治の転 換を求めます。
 つきましては、貴議会におかれましても、政府が以下の施策を実現する事を求める意 見書を採択し、関係機関に働きかけられますよう請願するものです。
請願事項
 米の作況指数が100を超えた場合、「過剰」分を主食用以外の用途に処理する出荷調整 措置の採用をやめるとともに、ミニマム・アクセス米の輸入を減らすこと。

  
平成11年9月21日
佐賀県議会議長 宮原岩政様
                  
                                請願者 佐賀市神野東4-10民主会館内 
                            農民運動佐賀県連合会    
                                              会長  中島 隆浩      
                          
 紹介議員 牛嶋博明  増本亨 武藤明美
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