佐賀県 佐賀県議会TOP総合トップへ佐賀県 佐賀県議会TOP総合トップへ
佐賀県 佐賀県議会佐賀県 佐賀県議会(スマホ版)
背景色 青黒白
文字サイズ 拡大標準

平成19年2月定例県議会 請願と採決状況(請第1号)

最終更新日:
 
議案等の審議結果
平成19年2月定例県議会請願と採決状況
請第1号
不採択
「玄海原発プルサーマル計画」について県の説明責任を求める請願書
請願趣旨

 2006年3月26日に県知事は、2010年からの玄海原子力発電所3号機でのプルサーマル計画を「安全性を確保できる・県民の理解を得られた」 として事前了解した。  
 今年2月、新聞の意見広告などで、県知事は「平成16年5月に九州電力から県に事前了解願いが提出されて以来2年近くをかけ、県民の方々の様々な 意見や九州電力、国、県が主催しました公開討論会における推進、慎重双方の立場からの意見を踏まえ、慎重に検討を行い、安全性は確保されると判断した」との考えを再度表明されている。  
  しかし、どのような「慎重な検討」がされ、「安全性は確保できるとの判断」に至ったのか、県民は知ることができない。全くその検討過程に透明性がない。  
  また、プルサーマルの必要性、経済性、将来性などについては、県独自の判断は示されないまま、国と九州電力にその責任を丸投げしている。  
  県議会が2006年3月22日に可決した「プルサーマル計画事前了解について安全性と透明性・情報公開の確保を求める決議」の「県民の不安解消に 努め、理解を深めること」について、佐賀県による県民への理解活動は全く不十分と言わざるを得ない。  
  プルサーマル計画への同意によって上乗せ支給される電源立地地域対策交付金は「プルサーマルに係る理解促進活動に関する事業を基本」とされているが、2006年度の交付金は理解促進活動に使われず、多くの批判が寄せられた。こうした県の姿勢は県民への説明を軽視していると言わざるを得ない。  
  2007年度の予算案において、電源立地地域対策交付金による「原子力・プルサーマルに関する理解促進のための大会の開催」を計画されているが、 その内容は、「有識者・専門家などによる原子力・プルサーマルに関する講演・説明、パネル展示など」となっている。  
  私たちが求めているのは、「有識者や専門家による講演・説明」ではなく、県の説明責任として、県知事が県の判断を県民に説明する場の開催である。  
  県議会が決議した「県民の不安解消に努め、理解を深めること」の実現のために、2007年度の予算編成及び電源立地地域対策交付金による事業計画の策定にあたり、同交付金の活用も含め、プルサーマルについて佐賀県が説明責任を果たし、県民の不安や疑問に対して十分な質疑を行い、県民のプルサーマルへの是非の判断が深まるための説明会が県内複数か所で開催されますよう請願する。  

 

   平成19年2月26日

  

   佐賀県議会議長 原口 義己  様

 

 

 

                       請願者   プルサーマルと佐賀県の100年を
                                          考える会 世話人 伊藤 正樹 外3名



    紹介議員  牛嶋博明 増本亨 末安善徳 太田記代子 宮崎泰茂
          

                          

 

このページに関する
お問い合わせは
(ID:40213)
佐賀県議会事務局   〒840-8570  佐賀市城内1丁目1-45  
(総務課)TEL:0952-25-7215  (議事課)TEL:0952-25-7216  (政務調査課)TEL:0952-25-7306  メール(共通):gikai@pref.saga.lg.jp

Copyright© 2016 Saga Prefecture.All Rights Reserved. 佐賀県

佐賀県議会事務局

佐賀市城内1丁目1-45
(総務課)TEL:0952-25-7215
(議事課)TEL:0952-25-7216
(政務調査課)TEL:0952-25-7306
メール(共通):gikai@pref.saga.lg.jp
Copyright© 2016 Saga Prefecture.All Rights Reserved.