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文教厚生常任委員長報告
委員長 伊東猛彦
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
文教厚生常任委員長の報告をいたします。
３月４日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び請願、並びに
継続審査中の事件につきまして、３月６日及び７日の両日、委員会を開催し、慎重に
審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、
甲第１号議案中本委員会関係分、甲第２号議案、甲第３号議案、甲第１３号議案、甲
第１４号議案中本委員会関係分、甲第１５号議案、甲第１６号議案、甲第２６号議
案、乙第８号議案から乙第２３号議案まで１６件、以上２４件の議案を一括して採決
の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、乙第２９号議案「佐賀西部地域広域的水道整備計画の改定に対する同意に
ついて」を採決の結果、全会一致をもってこれに同意すべきものと決しました。
次に、請第２号請願「肢体不自由養護学校等における医療的ケア実施に関する請願
書」及び請第３号請願「肢体不自由養護学校におけるドアツードアによるスクールタ
クシー並びに重度障害者等のための移送サービスに関する請願書」以上２件の請願を
一括して採決の結果、全会一致をもって採択とすべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の
概要を申し上げます。
１．財政運営にあたっては適切な時期に補正を行い、財源を有効に活用されたい。
１．総合的に相談が受けられる体制の整備や母子家庭等助け合い資金の貸付要件の緩
和などによる母子福祉施策の充実を図られたい。
１．廃棄物処理施設整備及び地域振興策については、地元とのこれまでの経緯を十分
踏まえ、間違いのないよう慎重に対応されたい。
１．食品の安全に関しては、一つの部署で一括して情報提供ができる体制を整備され
たい。
１．適応指導教室へのスクーリング・サポート・センター機能の付加に伴う不登校対
策の充実については、体制・運営の強化など県が責任もって支援されたい。
１．高校生の就職に対しては、既卒者も含め、関係機関との連携を密にし、希望がか
なえられるよう努力されたい。
以上のほか、所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げま
す。
◎ 医師や看護士等の職務分担の明確化による医療事故の防止
◎ し尿等の海洋投入処分の禁止にあたり施設整備を図る事業者への適切な指導の実
施
◎ 広く県民の意見を集約し、理解が得られるスケジュールでの高校再編計画の見直
し
◎ 真に子どもの教育に必要な高校再編の検討
◎ 論議の過程を要所々々で公表することによる高校再編計画の見直し
◎ 指導力不足教員に対する処分の厳格化
◎ 学校における国際交流受け入れ態勢のあり方
◎ 技術集約型のよりレベルの高い農業を目指す農業教育の見直し
◎ 中高一貫教育の必要性及び小・中学校の制度の見直し
などの質疑が行われました。
最後に、１１月定例会から引き続き審査中の
１．厚生行政について
１．環境生活行政について
１．教育の振興について
以上３件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたし
たい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
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