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産業常任委員長報告
委員長 石井秀夫
産業常任委員長の報告をいたします。
３月４日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の
事件につきまして、３月６日及び７日の両日、現地視察を含め委員会を開催し、慎重
に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、
甲第１号議案中本委員会関係分、甲第９号議案、甲第１４号議案中本委員会関係分、
乙第２４号号議案、乙第３４号議案、以上５件の議案を一括して採決した結果、賛成
者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、甲第４号議案、甲第５号議案、甲第１２号議案、甲第１７号議案、甲第
１８号議案、甲第２２号議案、甲第２５号議案、以上７件の議案を一括して採決した
結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見及び要望の
概要を申し上げます。
１．障害者雇用の維持、確保に積極的に努められるとともに、障害者を多数雇用して
いる企業への官公需の発注に十分配慮されたい。
１．緊急雇用創出基金事業については、今後も多 様な事業の実施により、より多く
の雇用、就業の場を提供するよう努めるとともに、制度の弾力的な運用を検討され
たい。
１．地域商店街の活性化や郊外への大型店出店対応策として、エコマネーやプレミア
ム付き地域共通商品券制度の普及やその取り組みに対する支援に積極的に取り組ま
れたい。
１．新たな「コメ政策大綱」を踏まえた収益性の高い、安定的稲作経営確立のための
取り組みを推進されたい。
１．農村環境保持の重要性や農業そのものへの理解のため農業体験学習を推進すると
ともに、学習田の提供農家への積極的支援に努められたい。
１．安全・安心な農産物の提供のため、残留農薬調査を実施するとともに農家に対し
て農薬適正使用の徹底を指導されたい。
１．消費者の「食」への安全性に対する不安解消や県内農産物の生産・消費活性化の
ため「ふるさとの食の日」支援事業等の積極的推進により県産農産物の利用拡大に
努め、より一層の地産地消に取り組まれたい。
１．農家の実状に配慮した土地改良事業における 未収負担金の解消及びより一層の
負担軽減策の検討や農業振興策を図られたい。
１．市町村等関係機関・団体、農林業関係者、狩猟関係者などと一体となり「特定鳥
獣保護管理計画」に基づく各種対策の推進を行い、効果的なイノシシ被害防止に努
められたい。
との意見が出されました
以上のほか、所管事項一般として、申し述べられました主な質疑の概要を申し上げ
ます。
◎ 地域経済に大きな影響を与えることが予想される大型商業施設の進出の現状と今
後の対応
◎ サービス残業の現況とその是正・解消へ向けた取り組み
◎ 佐賀競馬におけるより一層の経営改善の指導と競馬場用地の有効利用の検討策
などの質疑が行われました。
最後に、１１月定例会から引き続き審査中の
１．経済行政について
１．農業行政について
以上２件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査といたし
たい旨、議長に申し出ることに決しました。
以上をもちまして、産業常任委員長の報告を終わります。
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