平成12年11月定例県議会は、 11月29日に開会し、 17日間の会期を経て、 12月15日に閉会した。
本定例県議会では、 平成12年度一般会計補正予算案など30件の議案が審議され、 知事提出議案20件、 意見書案2件が可決されたほか、 副知事の選任等の4件の人事議案が同意された。
予算関係では、 平成12年度一般会計予算に、 128億9,897万2千円を追加する補正予算が原案どおり可決された結果、 予算総額は、 5,167億1,486万4千円 (対前年11月比2.1%減) となった。
条例関係では、 中央省庁等改革基本法等が公布されたこと等に伴い、 「中央省庁等改革に伴う佐賀県条例の整備に関する条例」 など、 11件の議案が原案どおり可決された。
このほか、 県事業に対する市町村負担の議案など、 5件の条例外議案も原案どおり可決された。
また、 平成11年度歳入歳出決算、 県立病院好生館事業決算及び工業用水道事業決算の認定を行った。
意見書関係では、 私立学校の現行の補助制度を堅持するとともに、 内容の一層の充実を強く要望する 「私学助成制度の充実強化に関する意見書」 など、 議員から提出された2件の意見書が可決された。
土木、 教育、 環境、 商工、 福祉、 農業、 空港、 警察の各問題など県政全般にわたり幅広い議論が展開された。