政府は、2024年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する法案を可決・成立させました。
しかし、誤登録や情報漏えい等、マイナ保険証に関するトラブルが続出し、多くの患者・国民が不安を抱えています。
佐賀県保険医協会が実施したアンケート調査(回答数97件)では、オンライン資格確認システムを運用する医療機関のうち、22件が何らかのトラブルを経験しています。トラブルの内容として、顔認証できない、資格の有無の間違い、回線・機器などが主です。
全国でもトラブル事例が多発しています。保険資格が確認出来ず、窓口で10割負担となったケースもあり、経済的理由により受診が困難となることも懸念されます。
よって、以下の通りに請願し、添付する意見書について、国会や関係機関へ提出を求めます。
◆請願事項
1.いつでもどこでもだれでも安心して医療を受けられるように健康保険証の廃止は行わず、現在の健康保険証の存続を求めます。
2.国に対し、健康保険証の存続を要請し、添付する意見書について、国会や関係機関へ提出を求めます。