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令和5年7月九州北部豪雨災害復旧・復興推進チーム 第6回会議を開催しました

最終更新日:
 

令和5年7月九州北部豪雨災害復旧・復興推進チーム 第6回会議を開催しました

9月6日(水曜日)に第6回会議を開催しました。
 
 

会議資料


 

会議内容

○司会(総務部長)

 では、時間になりましたので、第6回7月九州北部豪雨災害復旧・復興推進チームの方を開会させていただきたいと思います。

 前回、8月16日でございまして、そちらから3週間経過をいたしております。9月議会も間もなく1週間後に開会ということもございまして、復興に関する予算の作業等もおおむね終了して、案も取りまとまったということになっている状況になっております。

 今日は、1つ目のテーマといたしまして、各部局等における復旧・復興取組状況について、そして、今日、社協さんとプラットフォームさんもお見えになる予定かと思いますので、活動報告などもいただきたいなというふうに思っております。

 では、各部局の方から説明をお願いしたいと思います。

 まず、県土整備部からお願いします。

○県土整備部

 インフラ関連グループからのご報告をいたします。

 まず、資料の1ページの方をお願いします。

 被害の状況の方からですけれども、前回ご報告していますとおり、611か所の約160億円の被害額となります。

 応急対応の状況でございますが、これは速やかに対応いたしまして、8月末でおおむね応急対応は完了しているところでございます。

 今後の本復旧に向けた取組ですけれども、災害査定につきまして、8月28日から査定のための対応を始めております。今後、被災箇所について順次、災害査定を進めて、準備の整った箇所から工事を発注し、復旧工事を進めていくこととしております。

 次に、被害の多かった唐津方面については、引き続き技術職員を派遣しております。

 それと、土砂災害につきましても、唐津市浜玉町今坂地区の土砂災害につきまして、継続的に斜面の監視を継続しております。また、不安定な土砂の撤去ですとか土砂の流出を止める仮設の土留めの設置などの対応を行っているところでございます。

 また、本格的な復旧に向けましては、8月の14日に国の補助事業、災害関連の緊急砂防事業の採択を受けておりまして、本事業の採択を受けて、砂防堰堤などの設計を今進めております。

 それと、有明海沿岸の漂着物の対応でございますが、ヨシ、アシの漂着量、約1万7,000立方メートル程度となっております。8月末時点で、全体でおおむね完了という状況でございますが、完全に撤去が終わるのが9月上旬ということで、できるだけ早く撤去するような形で作業を進めてまいります。

 それと、2ページ目の9月補正における対応ということで、ここに書いているとおりでございます。土木災害復旧費、災害復旧緊急対応費、災害関連緊急砂防事業費、それと、漂着ごみ緊急対策費として、ここに示している金額を9月補正予算という形で計上させていただいております。

 国の災害査定、災害復旧工事の発注準備を進めまして、早期復旧にしっかりと取り組んでまいります。

 こちらからは以上です。

○司会

 続きまして、農林水産部お願いいたします。

○農林水産部

 インフラ関連グループの農林水産部の方を、3ページからお願いいたします。

 その前に、先ほど県土整備部からの報告がありました漂着物の撤去完了が9月上旬ということでご報告いただいていたんですけれども、こちらの当部の関連でいいますと9月8日が完了見込みとなっておりますので、ご報告いたします。

 それでは、3ページの方でお願いします。

 まず、復旧・復興に向けた取組状況でございます。

 農地、林地等の被害状況でございますが、これは前回から変更がございません。農地等が156億円、林地等が36億円でございます。

 それから、有明海沿岸漂着物につきましては、先ほど県土整備部からの報告のとおりでございます。

 災害復旧に向けた取組でございますが、被災箇所の応急復旧や災害査定に向けた測量・設計というものを市町の方で始められますので、その技術的支援の方を行ってまいります。

 それから、4ページをお願いします。

 9月補正予算でございます。

 関連としては、農地等災害復旧費として54億8,000万円、農地、それから水路、農道等の土地改良施設の復旧に関する予算、それから、緊急治山事業としては、被災した林地の復旧、林道災害は被災した林道の復旧、それから、農地海岸の漂着ごみについて、それから、漁港に漂着している漂着ごみ、それから、堆積している土砂の撤去などにつきまして、今回、9月補正の方で予算を計上することとしております。

 災害復旧に向けた取組としましては、先ほど申し上げました災害査定、それから復旧工事の実施に向けて、速やかに入れるよう、市町などを支援してまいります。

 次に5ページをお願いいたします。

 産業関連グループの農林水産部でございます。

 復旧・復興に向けた取組状況でございますが、農作物等の被害状況につきましてですが、前回から若干ですが、変更があります。最初の浸冠水による農作物被害でございますが、被害面積が少し減っております。これは、水稲が581ヘクタールですけれども、精査した結果で決定したところでございます。

 そのほかについては変更ございません。

 農業用施設・設備でございますが、こちらにつきましても、精査をした結果、被害件数は若干の減、被害額については若干の増ということで、299件の被害額6億6,000万円ということになっております。

 次に、資料6ページの方をお願いいたします。

 9月補正予算における対応でございますが、まず、被災したハウスや設備などの再建や修繕、それから、ハウスに流入した土砂の撤去などに要する経費として2億4,300万円。

 次に、被災した作物の次期作のための必要な種子や苗などの購入に要する経費や、被災した作物の草勢・樹勢が衰えているものに対して薬剤や肥料などを与えるために購入する場合に必要となる経費などについての助成としまして6,490万円を予定しております。これにつきましては、補助率は3分の1、それから、就農5年以内の就農者は経営が安定をまだしていない中での被災ということで2分の1の補助率としております。

 それから、中山間地での被害が多かったんですが、特にイノシシなどの侵入防止のためのワイヤーメッシュ柵の被害も多く出ておりますので、応急的な整備に必要な経費に対しまして3,500万円ほどの予算を計上しております。

 それから、あとは災害資金の利子補給、また、先ほどの沿岸漂着物の除去に要する経費につきましても予算を計上しております。

 今後の対応ですが、こうした経営継続に向けた支援策というものを、議会のご了解をいただければ、着手し活用を推進できるよう準備を進めてまいります。

 以上でございます。

○司会

 ありがとうございました。

 先ほど県土整備部の方からヨシ、アシの撤去の部分について、8月31日に撤去完了という話がありましたが、もし農林水産部の方で、ノリの時期等も踏まえて、今後の見込みのようなものがもしあれば。いかがでしょうか。

○農林水産部

 基本的に完了しました。先ほど申し上げたように、9月8日完了見込みというところが1か所ございます。そのほかは申し上げたように完了しておりますので、ノリ網を立て始める9月末には間に合うというふうに考えております。

○司会

 ありがとうございました。

 では続きまして、地域交流部お願いします。

○地域交流部

 住宅支援についてご報告させていただきます。資料8ページをお願いいたします。

 罹災証明の発行も申請に対して順調に発行が進んでいるところでございます。住宅にお困りの方への対応といたしまして、みなし仮設住宅への入居が1世帯決まって、入居されているところでございます。

 それから、9ページをお願いいたします。

 公営住宅につきましても、5世帯の方が入居を済ませておられます。

 それから、被災者生活再建支援金につきましても、4世帯の方に基礎支援金の給付が既に終わっているところでございます。

 以上、簡単ですが、ご報告させていただきます。

○司会

 ありがとうございます。

 続きまして、健康福祉部お願いいたします。

○健康福祉部

 11ページをお願いいたします。

 被災者の支援ということで、まず、避難所ですけれども、昨日、9月5日、避難所が閉鎖されていますので、フェーズとしては生活再建に向けたしっかりとした支援を行っていくということです。

 まず、生活支援については、今、唐津市さんが被災地の家庭をそれぞれ訪問して、被災者の状況確認表を作成して、しっかりと対応していくということですので、県としてもそれをしっかりと支援していくようにしております。

 それから、令和5年7月九州北部豪雨佐賀県義援金ということで、義援金を募集しているところですけれども、そこに書いておりますように、9月1日の把握で2,900万円ほど義援金をいただいております。昨日、第1回の義援金配分委員会を開催しまして、今後、被災された方にお届けをするようにしているんですけれども、県から各市、具体的には佐賀、唐津、神埼の3市になりますけど、3市には9月中にはお届けをし、市町から被災された方には遅くとも10月中には届けられる見込みというふうに聞いております。間違いがないように、振込先口座等を確認した上で振込をするというふうに聞いておりますので、そういう対応となります。

 この分は1次配分ということですので、そこにも書いておりますが、受付期間を年明けの3月29日まで延長して義援金を募るということでやっていきたいと思いますので、引き続き周知をしていきたいと考えております。ぜひマスコミの皆様も、義援金を年明けまで募集しますので、お知らせ等いただければありがたいところでございます。よろしくお願いいたします。

○司会

 10月中に被災者の方々へ配分なされるということで分かりました。ありがとうございます。

 続きまして、県民環境部、お願いいたします。

○県民環境部

 それでは、12ページをお願いいたします。

 災害ボランティア活動の支援についてでございますけれども、現在、佐賀市と唐津市の方で災害ボランティアセンターが立ち上がっております。それにSPFさん、佐賀災害支援プラットフォームさんの方で活動支援をいただいているという状況でございます。

 それぞれの詳細な活動状況については社会福祉協議会さん、SPFさんの方から報告をいただきたいと思いますけれども、現在はニーズに応じまして、1日当たりの人員も設定をして、主に週末を中心に活動が行われている状況ということで聞いております。

 具体的にはまた後ほどご説明をいただきたいと思います。

 それと、15ページをお願いします。

 これは災害廃棄物の処理支援の方ですけれども、こちらはこれまでと変わってなく、それぞれの市町ごとにそれぞれの廃棄物の処理が行われておりまして、県にも現在のところ、大きな要請等はない状況でございます。

 私からは以上でございます。

○司会

 ありがとうございます。

 各部局からの報告は最後になります。危機管理・報道局、お願いします。

○危機管理・報道局

 避難の状況なんですけれども、本日の報道等でありましたように、全ての避難者につきまして、入居先が決まりまして、昨日9月5日に全世帯の方々が避難所を退所されております。これをもって、昨日12時をもちまして、全ての避難所が閉鎖というふうになっておりまして、これに沿いまして、唐津市の方は災害情報連絡室の方を閉鎖しております。

 これで市町の全ての警戒態勢が解除されたというふうな状態で、一般の体制に市町の方は戻っているというふうな状況でございます。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 今回、お配りしている最後のページになりますけれども、21ページですが、9月補正予算の災害対策関係というページをつけさせていただいております。今日午前中の知事会見でもご説明がありましたけれども、災害対策の予算で、トータルで、今ご説明いただいた分を含めまして、一番下のところにございますけれども、196億4,900万円という形、四捨五入すると、196億5,000万円という形になりますけれども、この形で9月議会に対して議案として予算提出をしていくという流れになっております。

 また、最初のページにちょっと戻るんですが、令和5年7月九州北部豪雨災害の概要というページもつけさせていただいております。これは前回つけさせていただいたものと同じものでございますけれども、少し全壊、半壊であるとか、真ん中の表の数字が精査をされたことによって変わっておりますけれども、やはり今回の特徴という部分については前回もご説明をしたとおりでございまして、局所的ではあるんですけれども、様々なインフラを中心とした被害は大きなものであったということを改めてここで触れさせていただくことといたします。

 では、続きまして、関係機関等の活動報告という形に移らせていただきまして、まず佐賀県社会福祉協議会さんの方から。

佐賀県社会福祉協議会

 佐賀県社協です。災害ボランティアについての状況を報告します。お手元、カラー刷りの資料がありますので、右下に実は1という数字の痕跡がかすかに残っていますけど、ページとしては1ページ目を見ていただきたいと思います。

 まず、佐賀市です。ご覧のとおりですが、佐賀市に関しては、大体土日を中心に活動しているという状況ではあったんですけれども、ボランティア活動としてのその対応で、支援をするニーズというのは一旦終わったかなという感じでございます。現在はSPFさんが行っている技術的な支援のところは今残っているという状況ではあります。ただ、一見見た感じはきれいにはなっているんですけれども、実際に買物とか通院とか、そういったものができているのかというのはまた別の問題ですので、再度また入っていって、そして、ニーズをもう一回確認していくということが必要だと思います。

 例えば、畳が新しくなって、畳を入れたらまた家財道具を入れないといけないニーズが出てきたりするわけで、今終わっていても、次から次からまた新しいニーズが発生してくるということもありますから、ボランティアセンターを閉じるということではなくて、そういう形でやっていきたい。

 左下に写真がありますので幾つか御紹介しますと、一番左下の写真は、これは女性の方が仏壇を磨いて掃除をしておられる。力作業だけじゃなくて、こういった丁寧な作業も、女性の活躍という意味ではやっていただいていまして、男女を問わず一生懸命努めていただいています。

 それから、真ん中の写真は、これはヘルメットをかぶっておられる真ん中の方が床下に潜ってありますけど、この方は技術系NPOのスタッフの方です。その周りで見ておられる上の方は、これは一般ボランティアの方です。床下とかに入って土砂を撤去したりするのはやっぱり結構慣れていないとパニックになったりするようなこともありまして、あるいは電気の配線があったりですね。いろいろ技術的な問題もありますので、一般の人はそのかき出された土砂を今度は外に運び出すという役割分担をしながら、両方で協力している。一番右の写真もそうですけれども、土のうとかを作るのは一般ボランティアが作って、それを積み上げるのは技術のボランティアの方がやっていらっしゃると。そういうことで連携しながらやっている手順です。

 裏の方、2ページ目をご覧になっていただきたいと思います。これは唐津市の状況ですけれども、唐津市も今はもう裏の崖がくずれているとか、そういったことに関して、一般のボランティアとSPFさんが紹介していただく技術系のNPOさんとで一緒になってやっているということでありまして、特に七山地区は農業被害の方でもいろいろニーズがあって、ただ、農地に関していろいろ手を入れるとすると、相当技術が要ったり知識が要ったりいろいろ必要ですので、これは一般ボランティアではなかなか手がつけられないというようなこともありまして、これは唐津市の農政課とJAさんが一緒になってやっていると。今度の土、日、月ですね、9、10、11で農地ボランティアをやってみようというふうになっていまして、そのボランティアのお手伝いは一般ボランティアの方もこれは可能なわけですよね。いろんな外の作業といいますか、そういったことについて災害ボランティアの方で協力すると。

 だから、例えば、資機材をお貸ししたり、あるいはボランティアの保険に入ってあげたり、高速道路の料金も免除されるんですけど、そういったものも証明を出したりとか、いろんな形で一般ボランティアの方々の支援というか、そういったことを応援しているという状況です。

 下の写真は一番左が土のうの詰め方をまずは技術系のボランティアの方から教わって、トン袋に詰めて、そして、一番右側の方はそのトン袋をこの技術系のNPOの方がやっているというようなことで、これも連携をしている1つの例だと思います。

 最後ですけど、先ほど言いましたように、片づけだけがボランティアではなくて、その後が大事なのでこれから丁寧にやっていくんですけれども、例えば、今でもこれは佐賀の事例ですけど、「ぽつんと一軒家」みたいなのがあって、そこは誰も最初は気づかなかったんですね。お宅は高齢の方で単身で女性で入院中だったんですよ、災害のときは。今も入院していると。家人不在でボランティアは入れませんから、子供がいるんですけど、県外で勤めていて帰ってこれない。となると、そこだけ手がつけられないんですよね。そういうことで、全くそのままの状態になっているところがありまして、こういうのがあると、やっぱり地域の人たちはまだまだそういうのが仮に見えるとすれば、災害は終わっていないというか、心の中の災害は終わっていないみたいなこともありますので、これを今後どうしていくのかといという話はちょっと解決の仕方をみんなで、これこそ災害ボランティアの枠を超えて、地域全体で考えていくみたいなことも社会福祉協議会としてはお手伝いをしていかないといけないのかなというふうに思っています。

 以上です。

○佐賀災害支援プラットォーム

 先ほどもう社協さんに全部言っていただいたので、ありがとうございます。

 こんな形で連携しながら、協働型災害ボランティアセンターと最近呼ぶようになっていますけれども、させていただいているというような状況です。

 資料の、農業ボランティアのところが今後課題で、今、全部で数百件あるとおっしゃったんですよね。それをどこまでやるかというのか今、十数件やっていて、それで試しにこの3日間やってみようかというところなので、そこの中で今後の見通しを立てているところであります。

 あとは、ちょっとこの辺は社協さんとまた話合いですけどね、どこまでボラセンを続けるかみたいなのが一つ課題ではあるのと、形が片づいていてもなかなか全体としては難しいなというところがあるので、どうしていくかというのがあるかなと思っています。

 個別で来たのが、多分皆さんあれですけど、何かやっぱり今からまた戻るに当たってとか、ケアが必要だということで一応連絡は来ているので、県からも支援していただいているところをもう一回セラピー関係のNPOの人たちを今紹介したりとか、心のケアというのが今後のところでいくと重要だなというふうに思いながらやっています。

 あと、ボランティアさんのケアとか、そこの部分もみんなやっぱり疲れの方がたまってきているので、そこの部分と、もう一回、災害はあってほしくないですけど、ちょっとまだ最後に分からないので、この部分はあります。

 あとは日本財団と協定を結んでいる部分でそういう方々のボランティアさんとかも来てくれたりしているのと、嬉野でも農業ボランティアをしていたので、今までの教訓というのがちゃんと生きているなというのを感じています。

 あと、資金的なところが難しかったんで、あとトピックとしては、休眠預金事業というのをまた今年度やらせていただいて、前回は名尾和紙さんとか、なかなか行政の方ではちょっと支援が難しいというところに対してフォローしているんですけど、緊急で4,000万円で、通常で2億ぐらい取れているので、ちょっとこの辺も活用しながら、もうちょっと長いスパンでやっていこうということで、ちょうど内定をいただいたという状態です。そこの辺を使って農業ボランティアとかの、重機も必要であったりとか、そういうところをやっていこうということでNPOと地域おこし協力隊の方が地域交流部すごいありがたいなと思って、災害対応してくれる方々が、大町のときもそうやって出てきているので、そういう行政の仕組みのところと、そこはNPOをつくって一緒になって支援しているので、地元の方を中心にしながらそこを支えていき、息長く続けていけるというところに、財源的な確保をしながらという形の戦略というほどじゃないけど、やっていこうとしているところです。

 以上です。

○司会

 ありがとうございました。現場の様々な、またしばらく、支える人をまたどうやって支えていくのかというところが重要になっていくのかなと思いました。ありがとうございます。

 ほかに、今までのお話などを踏まえてご意見、ご質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。

 では、会議の最後に当たりまして、落合副知事からお願いします。

○チーム長(落合副知事)

 皆さんお疲れさまです。社協の白井副会長、SPFの山田代表、どうもお忙しい中、ご出席をいただきましてありがとうございます。

 現在、佐賀県では、唐津市の方で発生いたしました豚熱への防疫対応ということで、県、唐津市、またいろんな関係機関にもご協力をいただいて、大勢の人員を投入して、今、防疫活動に取り組んでおります。非常にこういった大きな災害だったり、今回のその事象は自然災害ではないですけど、こういった出来事があると、ややもすると、過去に起きたことを取りあえず置いて、今その危機管理対応をやらざるを得ないところもあるんですけれども、これまでに起きた災害に対する対応というのもしっかり忘れずに我々は取り組む必要があると思います。そういった意味で、このチーム会議で改めて現状の取組をお互い確認し合い、これから取り組むべきことというのを確認できたというふうに思います。

 先ほど説明の中にもあったように、本日午前中の記者会見で知事の方から9月定例議会に提出する予算の説明をしましたけれども、その中で、7月豪雨災害に対する復旧・復興関連の予算も今回計上させていただいております。それに災害査定が終わったところから順次取り組んで、しっかり復旧に取り組みたいと思っております。

 また、先ほど報告がありましたように、ようやく昨日、避難所にいらっしゃった方がそれぞれ生活再建のために移られたということで、そういった意味では少し安心したかなというふうに思います。ただ、現地の生活というのは、そういう復旧事業があって元に戻していくというこれからの取組も重要になっていきますので、そこはしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 また、漂着ごみの撤去ですね、我々は有明海の一大産業でありますノリの作業が9月下旬から始まります。そこに向けて必ず間に合わせるということで取り組んできたわけですけれども、ようやくめどがついて、今週中にはそれも完了するということになりました。ようやくそういった意味では、さきの見通しは立ちつつあるということになりますけど、災害査定を受けて、今回の補正予算を使いながら今後復旧事業に取り組んでいくことになりますので、我々はしっかりそこに取り組んでいきたいと思います。

 次回の会議については、そういった復旧の取組のめどを確認しながら検討いたしますので、改めてご連絡を差し上げたいと思います。

 本日はどうもお疲れさまでした。

○司会

 以上をもちまして第6回会議を終了させていただきます。ありがとうございました。

 

 



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