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第2回佐賀県災害警戒本部会議を開催しました

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第2回佐賀県災害警戒本部会議を開催しました

7月10日(月曜日)に第1回佐賀県災害警戒本部会議を開催しました。

詳細は以下のリンクからご覧ください。

要約版はこちらをご覧ください。

会議資料


会議内容

○司会

 それでは、時間になりましたので、第2回佐賀県災害警戒本部会議を始めます。

 まず最初に、事務局から現在の状況について報告をいたします。三角課長、お願いします。

○危機管理防災課長

 7月10日12時現在の状況を御説明いたします。

 まず、被害状況ですけれども、人的被害につきまして、1回目の会議の際に報告しました土砂崩れ関係で、3名が救助中という話でしたけれども、引き続き唐津市浜玉町平原において、安否不明の方が3名いらっしゃるところについて救助活動が続いています。

 消防機関で地元の唐津市消防、そして、ほかの消防本部からも応援を受けて、消防関係で49名、警察のほうで35名、合計84名の体制で現在も救助活動を実施されております。先ほど入りました連絡によりますと、1名を発見したと。詳細はまだ不明ということで、情報が来ております。

 加えまして、その救助活動が行われているさらに西側において、道路が崩壊しておりまして、孤立している世帯があるという情報が入っております。3世帯、7名孤立が発生しているということで、これについても現在、警察、消防共同で救助活動を行われているというふうに聞いております。

 それ以外では、資料のほうにありますとおり、救助が終わりましたところ2か所土石流、崖崩れがあるほか、山林の土砂災害、あるいは川の氾濫等起こっております。また、停電が佐賀、唐津、神埼、吉野ヶ里、合わせて110戸ほど発生しているという連絡もあっております。

 また、避難の状況ですけれども、12時現在で避難指示が出ている市町が13市町、高齢者等避難が出ている市町が7市町となっております。18の市町で避難所が開設されており、134か所の避難所で避難者数が現在214世帯、318名ということになっております。

 また、休校、休園の状況についてはお手元の資料のとおりです。

 また、警報の発表の状況についても資料のとおりです。

 現在の交通状況について、12時の時点で表にあるような状況となっております。

 また、潮の時間ですけれども、ちょうどこれから先、満潮に向かいますので、注意が必要な時間になっております。

 で、7番目に書いておりますが、災害救助法の適用を佐賀市、唐津市、伊万里市について適用することとしましたので、御報告します。

 また現在、リエゾンとして唐津市に4名を派遣しております。

 事務局のほうからは以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 それでは、続きまして、各対策部から報告をお願いします。

 まず、県土整備から。

○県土整備部長

 まず、河川の状況ですけれども、午前中ご報告のときに5河川で河川の氾濫等で越水等がありましたが、これは水位が下がって、越水等は終わっております。今現在、あそこの表に出ておりますが、氾濫危険水位、紫の部分、今2河川ということで佐賀市の佐賀江川と寒水川と2河川になっております。

 河川の被害状況ですけれども、河川関係では5か所で護岸等の崩壊とかが見られております。このほか、土砂災害につきましては、浜玉町の箇所以外でも、崖崩れですとか、道路ののり面の崩壊が13か所とか確認されております。今後、いろいろと調査をしながら確認していきたいというふうに思っております。

 道路の状況ですけれども、今15路線、21か所で通行止めを行っております。崩土で13か所、冠水で8か所ということでございます。先ほどの土砂災害の13か所が片側通行も含めた通行止めという状況でございます。

 河川の状況で、筑後川の水位が非常に気になるところでございます。水位の状況によっては、筑後川水系にあるポンプの運転停止という情報もございますが、状況を見ながら判断ということになりますが、もしポンプが停止されるということになると、周辺の筑後川の右岸川の地区での内水被害というのも懸念されますので、その点については十分留意していただければというふうに思います。

 県で所持します排水ポンプにつきましては、佐賀土木と唐津土木でそれぞれ出動をしております。佐賀市の八田江での排水活動、そして、唐津では唐津市の中原地区で松浦川への排水ということで、2か所で排水作業を行っているところでございます。

 以上でございます。

○司会

 では、続いて農林水産部からお願いします。

○農林水産部長

 今のところ、農地・土地改良施設につきましては、基山町のため池におきましてのり面の一部が崩落をしているというふうな状況でございますけれども、公共施設、あるいは人家等への影響は現在のところないというふうなところでございます。

 大きなものについては以上でございます。

○司会

 では、続いて健康福祉部からお願いします。

○健康福祉部

 鳥栖市の保育所のほうで1施設停電が見られておりましたけれども、現在復旧しております。それで、登園を園児はしておりましたけれども、現在、家庭に全て引き渡しが終わっており、今現在、保育所内には園児はいないということで報告を受けております。

 以上でございます。

○司会

 では、地域交流部、何か状況がありましたらお願いします。

○地域交流部長

 高速の状況につきましては、皆さんにお配りの資料のとおりでございます。

 以上でございます。

○司会

 それでは、現在、実動機関のほうにも来ていただいていますので、現在の災害に対する対応状況について、それぞれお願いしたいと思います。

 まず、県警本部のほうからお願いいたします。

○警察本部

 警察本部は、先ほど言われました浜玉の平原、こちらのほうに職員を2人を派遣しまして、倒壊した家屋の屋根の撤去とか、それから、土砂の撤去を今鋭意やっているところでございます。

 あと、県内、通行止め、浸水とか、一部土砂崩れとかありますけど、その辺については  交通規制等を行っているというところでございます。

 以上です。

○司会

 孤立世帯についての対応は。

○警察本部長

 平原のほうで孤立世帯があるということでしたけど、先ほど報告がありまして、県警のほうでその対象の方をおんぶというか、抱えて、ちょっと遠回りをしてから今現在救助しているというところでございます。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 それでは、消防からお願いします。

○佐賀広域消防局

 浜玉の現場に唐津市消防本部を除く4消防本部から応援で現場で活動中です。隊としては9隊の35名で現在検索中です。今現在入ってきている情報としましては、先ほどもありましたけれども、13時9分に人らしきものを発見という情報は入っています。ただ、それが確定ではないということで、現在確認中です。

 そのほかには新たな情報は入っておりません。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 では、自衛隊からお願いします。

○自衛隊

 現在、自衛隊につきましては、久留米駐屯地におきまして人員が41名と油圧が1準備しているところでありますけれども、現在、自衛隊側のほうで災害派遣の3要件をまだ満たせていないというところがございまして、出動を見合わせているというところがございます。しかしながら、引き続き検討のほうはしておりますので、状況が分かり次第、私のほうから逐次関係者のほうに御連絡差し上げたいというふうに考えております。

 なお、その他の情報といたしまして、現在、本日の10時半頃、久留米駐屯地から唐津市のほうに状況を把握するための連絡員のほうを派遣しておりまして、逐次自衛隊側としての情報収集等も行っておりますので、引き続きこちらにつきましても情報共有したいというふうに考えております。

 以上です。

○司会

 それでは最後になりますけど、九州地方整備局からお願いいたします。

○九州地方整備局

 今現在、唐津浜玉の人命救助作業を継続を実施する上での現場安全確認の要請を佐賀県さんから受けております。できるだけ早く現場に向かえるように現在調整中であります。今後も情報共有させていただきたいと思っております。

 また、資材、機材等、要請がありましたら対応いたしますので、今後とも情報共有のほどよろしくお願いします。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 ほか、対応等について、他の対策部のほうから報告事項等がありましたらお願いしたいんですが。

 特によろしいでしょうか。

 それでは、今後の気象状況について、気象台のほうから説明をいただけたらと思いますので、お願いいたします。

○佐賀地方気象台

 報告いたします。

 本日未明から明け方、非常に激しい雨が降りましてということで、そちらの資料のほうに警報等の発表状況は書いているところです。先ほど13時20分で嬉野市警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が追加されておりますので、今、16市町のほうにレベル4が出ているという状況です。レベル3以上に関しては全市町がなっているという状況になっております。

 今後に関しても、引き続き前のほうのモニターにありますとおり、ちょうど日本海山陰沖から対馬海峡を通って大陸のほうに前線が伸びている状況です。その南側のほうで下層の湿った空気が集まって発達した雨雲が流れ込んでいるという状況です。これが明日にかけても前線の位置はほぼ変わりません。ですので、九州北部のほうにも引き続き湿った空気の流れ込みは続くというところです。明日にかけても非常に激しい雨、今のところは予想が出ておりませんが、そういう状況ですので、いついかなるとき線状化するかもしれません。ですので、引き続き警戒していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 以上です。

○司会

 ありがとうございます。

○防災監

 すみません、ちょっと質問よろしいですか。一応今の見込みでは、激しい雨がどっとまた降るという確率は低いけれども、やっぱり前線がずっと停滞しているから、大雨のリスクそのものはまだあると、だから、警戒が必要と、そういうような感じでよろしいですかね。

○佐賀地方気象台

 はい、おっしゃるとおりです。

○防災監

 ありがとうございます。

○司会

 ほか、何か質問等があればお願いします。

 よろしいでしょうか。

 それでは最後に、南里防災監からお願いします。

○防災監

 皆さんお疲れさまでございます。ただいまご報告していただきましたように、やっぱり県内でもいろいろ被害が出ている状況です。

 特に今回は、内水氾濫のほうはIFがあってか、思ったほどは今出ていませんが、逆に土砂災害が今回は大きなリスクになっていると思います。

 先ほど気象台からもお話がございましたけれども、この後も土砂災害のリスクありますし、雨が降ってくるという可能性もございますので、避難指示が出ているところはぜひとも避難をしていただきたいと思います。また自主避難も結構です。とにかく命を守るということで、これだけ今土砂災害出ていますから、ぜひとも避難していただきたいというふうに思います。

 そして、現場のほうでいろいろと今いろんな作業をしていただいています。救出作業も含めてですね。

 そういったところで、命を大切に、最優先ということで、ぜひ今後とも早急に対応してまいりますけれども、現場の皆さんにおかれましては、とにかく二次被害を出さないということで、十分注意して対応をお願いしたいというふうに思います。

 今後とも各課連携してしっかりと対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

○司会

 ありがとうございます。

 それでは、以上をもちまして第2回災害警戒本部会議を終了いたします。お疲れさまでした。

 


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