令和6年(2024年)3月27日 教職員課
担当者 副課長 野副、人事主幹 野口
内線 3232、3237 直通 0952-25-7226
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県立学校の教職員に対して懲戒処分を行いました
県立学校の教職員が起こした交通死亡事故について、本日、当該教職員に対して懲戒処分を行いました。
1 処分の概要
(1) 被処分者 県立高校 講師 男性 20歳代
(2) 処分年月日 令和6年3月27日
(3) 処分内容 懲戒処分(停職2月)
2 事案の概要
被処分者は、令和6年1月26日(金曜日)18時40分頃、部活動用務のため自家用車で学校から新鳥栖駅に向かって走行中、県道31号(佐賀川久保鳥栖線)の鳥栖市原古賀町付近において、信号機のない横断歩道を渡っていた被害者をはね、過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕された。被害者は救急搬送されたが、約3時間後、病院で死亡が確認された。
3 本人の弁
今回、私が交通事故を起こしたことで、被害者の尊い命を奪うという取り返しのつかないことを起こし、ご家族や親族の方に多大なご迷惑をおかけしたことについて、大変申し訳なく思っております。
今後は、被害者の命を奪った罪の重さを受け止め、二度とこのような事故を起こさないために、日頃から、細心の注意を払い、また、一人の大人として責任ある行動をしていく所存です。
4 再発防止について
事故発生後の1月29日(月曜日)に、各県立学校長に対し、交通事故防止に係る注意喚起のメールを発出した。
また、本日付けで各市町教育委員会教育長及び各県立学校長宛てに綱紀粛正の通知を発出した。
校長会や研修会等の場においても、服務規律及び高い倫理観の保持等について、引き続き徹底した指導を行う。
5 教育長コメント
亡くなられた被害者の方の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々に心よりお悔み申し上げます。
県民を挙げて交通事故の防止に取り組んでいる中、県立学校の教職員が、このような重大な交通事故を起こしたことを大変重く受けとめており、県民の皆様に心からお詫び申し上げます。
県教育委員会といたしましては、交通事故により多くの尊い人命が奪われているということを一人ひとりが強く認識し、自分自身のこととして考え、交通安全に対する意識を高めていくよう、市町教育委員会、学校関係者とともに粘り強く取り組んでまいります。