唐津青翔高校では「玄海を学び、玄海を発信~地域との連携(コネクト)から人間力を育てたい~」というテーマに取り組んでいます。
総合学科発表会【令和6年2月1日(木曜日)】
玄海町町民会館の大ホールにて総合学科発表会を行いました。今年度は、地域に開かれた学校としての大きな一歩として、町内にある小中一貫校「玄海みらい学園」の5・6・8年生を初めて招待しました。5つの系列の特色が光る発表スライドの中には、日頃フィールドワークで訪れている佐賀・玄海上場地区の景色やそこで出会った人との生き生きとした交流の姿が溢れていました。
生活福祉系列は、ステージ上で体操を実演して、会場を巻き込む参加型の発表を行いました。チームワークのとれたアプローチで、生徒や職員だけでなく、観覧に訪れた人たちの心と体をほぐすことができました。公民館で定期的に開催している福祉サロンについては、地域の方の生の声や笑顔を発表に盛り込むことができました。
大成功の総合学科発表会で、再認識できた“地域とのつながりの深さ”は本校の誇りです。本校の教育活動を支えてくださる皆様に感謝し、今後も地域に愛される学校づくりを行っていきます。
UWABAミーティング【令和6年2月14日(水曜日)】
農業を軸とした上場地区のこれからを考える『UWABAミーティング』が玄海町内で開催されました。この会には、農家の方は勿論、日頃から町づくりに携わる行政や事業所等、幅広い方々が参加され、本校の環境系列の2名がその一員となりました。
上場地区を更に活気づけるための手段として、イベントを企画し、そのための発信の方法等を一緒に考えました。大勢の人の前に立ち、自分の思いを話すことはとても難しいことですが、地域の人が頷きながら温かい目で見守ってくださったことで、積極的に発言することができました。また、高校生ならではの新しい発想や系列授業で培った環境の知識を盛り込んだ提案ができ、若い力、新しい風として地域の人から期待されています。
次回のミーティングは9月の予定です。より一層地域のことを知り、上場地区の色々な可能性を模索しながら学生生活を送っていきます。
福祉サロンへの参加【令和6年2月27日(火曜日)】
生活福祉系列の2年生が、地域の方を対象とした福祉サロンに参加しました。この福祉サロンは玄海町内の複数の公民館で、定期開催されています。社会福祉協議会の職員さんが企画されたゲームや体操を通して、長倉地区の利用者さんと交流しました。
サロンの司会進行や誘導等、職員さんのチームワークの取れた働きかけに大きな学びを感じながら、生徒達も、できる限りのお手伝いをさせてもらっています。日頃から、声のかけ方や必要に応じた手助けの仕方等、実践的な授業に取り組んでいるので、このような地域との関わりは「学びのアウトプット」として貴重な機会となっています。
今回、初めて参加することになった2年生ですが、今後の継続的な参加で、今後は企画・運営までチャレンジしていくことが目標です。地域の方の生きがいにつながる、楽しいひと時を提供できるように福祉の学びを深めていきます。いつも温かく見守り、挑戦の場を提供してくださる地域の方々、本当にありがとうございます。