令和5年9月29日 農業技術防除センター(担当:善、白石)
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大豆、野菜類、花き類のハスモンヨトウについて「病害虫発生予察注意報」を発表しました
大豆、野菜類、花き類の害虫であるハスモンヨトウの今後の発生は、平年に比べ多くなると予想され、被害を生じる恐れがあります。
このため佐賀県では、本日9月29日、本虫について「病害虫発生予察注意報」を下記のとおり発表し、生産者に対し、防除対策を徹底するよう注意喚起を行いました。
記
1 発表年月日 令和5年9月29日(金曜日)
2 病害虫名 ハスモンヨトウ(注意報第2号)
3 対象地域および作物 県内全域の大豆、野菜類、花き類
4 発生の現況及び今後の発生予想
大豆における幼虫の発生圃場率及び食害による白変葉(ふ化したての幼虫は集団で食害し、被害を受けた葉が白く透けて見える状態)の発生が平年より多い。また、県内8地点に設置したフェロモントラップでの雄成虫の9月5半旬の誘殺数は、過去10年で最も多い。
気象予報では向こう1か月の気温は平年より高いと予想され、発生に好適な条件であるため、今後、本虫の発生が増加し、被害を生じる恐れがある。
5 今後の防除対策
発生状況は圃場ごとに異なるため、必ず圃場の発生状況を確認したうえで、本虫の若齢幼虫期に薬剤防除を実施する。
6 その他
JA、各市町、県関係機関(農林事務所、普及センター)等を通じ、生産者に対し防除対策の徹底を周知する。
添付資料