令和5年2月17日 九州陶磁文化館 担当者 山本文子 直通 0955-43-3681 【E-mail】kyuto@pref.saga.lg.jp |
常設展示「柴田夫妻コレクション」-展示作品 約700点を展示替えします-
九州陶磁文化館では、第2展示室「柴田夫妻コレクション」において、柴田夫妻から寄贈された1万点を超える有田焼の中から約1000点を展示しています。柴田夫妻コレクションは、柴田明彦・祐子夫妻が江戸時代の有田焼を体系的、網羅的に集めた世界的に優れた有田焼のコレクションで、国の登録有形文化財(工芸品)の第1号に登録された文化財です。
展示作品は定期的に入替をしていますが、この度、展示作品のうち約700点の作品を入れ替えました。新設した柴田夫妻コレクションの軌跡を紹介するコーナーでは、柴田明彦氏が最初に蒐集しコレクション第1号となった形の面白い葉形小皿や、佐賀城公園に胡蝶桜(こちょうざくら)を寄贈するなど桜に縁のある柴田祐子氏が愛玩した桜花文の折紙形皿を展示しています。
ぜひこの機会に御観覧ください。
記
1 名称
常設展示「柴田夫妻コレクション」
2 会期
令和5年2月18日(土曜日)~(1年間の予定)
開館時間9時~17時(入館は16時30分まで)
※ 月曜休館(ただし、祝日は開館し、直後の平日が休館)
3 会場
九州陶磁文化館 第2展示室 (西松浦郡有田町戸杓乙3100-1)
4 観覧料
無料
新型コロナウィルスによる感染拡大防止のため、お客様に入館時の検温チェック、マスク着用、アルコール消毒等のご協力をお願いしています。
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5 展示構成
柴田夫妻の器、柴田夫妻コレクションの軌跡、年代による変遷、江戸時代の食膳、種類、成形・装飾、手塩皿(てしおざら)、銘(めい)、芙蓉手皿、出土陶片との比較
染付桜流水文葉形小皿
(そめつけさくらりゅうすいもんはがたこざら)
肥前 有田
1670~1680年代
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色絵団鳳凰梅文兎形紐付蓋物
(いろえだんほうおううめもんうさぎがたちゅうつきふたもの)
肥前 有田
1690~1720年代
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染付桜花文折紙形皿
(そめつけおうかもんおりがみかたさら)
肥前 有田
1660~1680年代
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色絵唐花花唐草文鉢
(いろえからはなはなからくさもんはち)
肥前 有田
1690~1710年代
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現在、有田町内で開催されている「第19回有田の雛(ひいな)のやきものまつり」に合わせた展示も行っています。こちらもご覧ください。
・世界最大の磁器製座り白磁びな七段飾り ※3月12日(日曜日)まで
・有田町内の保育園、認定こども園の園児によるひなまつりぬり絵(約150点)
※3月5日(日曜日)まで
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