ご意見
数年前、佐賀県総合体育館で、実業団スポーツの全国大会が実施された際に、佐賀県の物産を土産として全国からの来場者にお持ち帰りいただけるよう売店コーナーが作られ、好評だったと伺いました。しかし、酒類の販売は施設側から許可がおりず、断念されたとの話でした。
もし、この話が本当のことだとするならば、その制限を緩めた方が良いのではないかと思います。
「佐賀ん酒」は県としてもPRしやすい県産品だと考えます。県産品によって取扱いが違って不平等になるのも望ましくないと考えます。体育施設ですので「成人を対象とした大会」や「施設内での飲用は厳禁」などの条件をつけるのは構わないと考えますが、出店そのものを禁止するのは厳しすぎると思います。 他県の同様の大会ではごく一般的に販売されているところもありますので、前向きにご検討ください。
担当課の回答（令和4年1月6日）
酒類の販売については、県としても、イベント等の内容に応じて柔軟に対応したいと考えているところであり、現在は、SAGAプラザ（総合体育館）で開催されているプロスポーツ（Bリーグ）の興行において、観客に対する酒類販売を許可しています。
スポーツ施設として、酒気を帯びた状態で競技をする施設利用については禁止していますが、スポーツを「観る」という面では、酒類も楽しみの一部として重要な役割を果たすことが考えられますし、県産品の販売を行う際に「佐賀ん酒」は購買者のニーズも高いと思われます。
ご意見にありました以前のイベント（実業団スポーツの全国大会）において酒類の販売が許可されなかったことについて、当時の判断理由が明確ではありませんが、今後は、酒類の扱いを一律に禁止するということはせず、スポーツをする方、観る方、応援する方の誰もが楽しめる形で酒類の販売を検討してまいります。