1か月くらい前から、北山ダムのサイクリングロードの素晴らしさに触れ、時間を見つけては、散策しています。そのような中、汚れたままになっているトイレの状況に心が痛み、私だけではなく、心癒される素晴らしさに触れるために訪れた方々に、不快な思いを抱かせるのではないかと危惧しています。何度か訪れる中、子ども連れの方々や、外国の方々、ジョキングを楽しまれている方々にもお会いすることができ、サイクリングロードの雰囲気もさることながら、コロナ禍の中、短いコミュニケーションにも楽しさを感じています。
ところが、トイレの汚さは、そのような心の愉しさを一気に無に帰してしまいます。
管理の難しさはあると思いますが、”きれいなトイレだった”の言葉は、色々な方を呼び込んでくれると感じています。素晴らしい北山ダムの景観と共に、綺麗な楽しい素晴らしい環境を作っていただきたいと願っています。
佐賀県立21世紀県民の森は、県民の方々に自然とふれあえる場を提供するとともに、森林や自然環境の大切さを子どもたちに伝えること、県民の健康の増進を図ることを目的に、昭和58年に設置しました。
昨年からは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、屋外で自然を満喫したいという意識の高まりから、利用者は増加傾向にあります。このような中、県では、県民の森内の施設やサイクリングロード、遊具などの園内の管理を民間企業等へ業務委託し、訪れる方々に安心・安全に利用していただけるよう努めています。
現在、県民の森内には、総合案内センターと森林学習展示館に各1箇所、遊具周辺に1箇所、北山キャンプ場に2箇所のトイレを設置しています。状況を確認したところ、トイレの清掃は、これまで、定期的に行ってきたものの、遊具周辺と北山キャンプ場の一部のトイレでは、老朽化や水の流れが悪い状態も見受けられました。このため、専門業者による水圧の調整や洗浄レバーの修繕等を早急に行うとともに、トイレの清掃や見回り等を徹底してまいります。
県民の森では、森の大切さや林業の役割を普及啓発するために指導や説明を行う森林インストラクター等の指導者や、園内の管理等を行う職員が常勤していますので、今後利用されるにあたって、施設内の汚れや危険な箇所等、お気づきのことがありましたら、以下へお知らせください。
■総合案内センター(サイクリングロードや遊具等の管理):0952-57-2341
■森林学習展示館(県民の森全体の管理運営):0952-57-2237
現在、佐賀県では、多彩な自然体験などを楽しむ「OPEN-AIR佐賀」を推進しており、その一環として、北山湖周辺の豊かな自然環境を活かし、北山キャンプ場と21世紀県民の森の再整備を行っています。県民の森を利用される皆様に、北山湖周辺の素晴らしい自然に触れていただくとともに、佐賀の魅力を一層満喫していただけるよう管理運営に努めていきます。