佐賀県は、情報発信による地⽅創⽣プロジェクト「サガプライズ︕」の事業の⼀環として、メディアアーティスト落合陽⼀⽒とのコラボレーションプロジェクト「YOBUKO 限りなく透明に近いイカ」を発表いたします。本プロジェクトでは、唐津市呼⼦町の名産品である“呼⼦イカ” の透明性と魅⼒を世の中に発信するため、呼⼦イカの姿を⽴体映像化したインスタレーション作品「YOBUKO」を制作いたしました。このインスタレーションをご体験いただけるイベント「YOBUKO HOLO-EXPERIENCEEXHIBITION」を、2 ⽉27 ⽇(⽕曜⽇)〜28 ⽇(⽔曜⽇)に⼆⼦⽟川ライズにて開催いたします。
また、プロジェクト実施にあたり、2⽉14 ⽇(⽔曜⽇)に公式サイトをオープンいたしました。
「YOBUKO 限りなく透明に近いイカ」は、唐津市呼⼦町の名産である「呼⼦イカ」をインスタレーションで表現し情報発信する、佐賀県と落合陽⼀⽒とのコラボレーションプロジェクトです。
佐賀県の名物料理「呼⼦イカの活き造り」は、透明な美しさと⽢くコリコリした⾷感が特徴です。しかしながら、イカはとてもデリケートな⽣態かつ⻑時間の輸送が難しいことから、まだ全国的に認知度が⾼いとは⾔えません。
佐賀県が実施した調査結果によると、イカが好きな⽇本⼈は約9割(86.7%)に上るにも関わらず、呼⼦イカを知っている⼈は全国で3 割弱(23%)という結果がでています。さらに、呼⼦イカの魅⼒である「透明性」に関しては、⽇本⼈の2⼈に1⼈しか⽣きているイカが半透明/透明であることを知らないことが判明しました。(「全国のイカに関する意識調査」より。佐賀県サガプライズ︕調べ)
そこで、佐賀県と“現代の魔法使い”とも呼ばれる落合陽⼀⽒のコラボレーションにより、⽇本⼈の多くが知らない「イカの透明性」を証明し、「呼⼦イカ」の魅⼒を全国の皆様に伝える前代未聞のプロジェクトを⽴ち上げました。
鑑賞者の姿に反応する“イカ”のインスタレーション「YOBUKO」
呼⼦イカを代表するケンサキイカをモチーフにした「YOBUKO」は、本プロジェクトのために落合陽⼀⽒総指揮によって制作されたインスタレーションです。体⾊変化するイカの⽣態を、鑑賞者の服の「⾊」に同調して変⾊するインタラクションで表現しています。イカのフォルムや動きを研究し、普段は格納されている触腕の構造まで仔細にトレースした、リアルなイカCG を実現しています。
佐賀県と落合陽⼀⽒のコラボレーション作品「YOBUKO」の展示・体験や、呼⼦イカのお刺⾝と佐賀の⽇本酒を有田焼でお楽しみいただける、「呼⼦イカの透明性」をコンセプトにしたイベント「YOBUKO HOLO-EXPERIENCE EXHIBITION」をiTSCOM STUDIO&HALL ⼆⼦⽟川ライズにて、2 ⽉27 ⽇(⽕曜⽇)〜28 ⽇(⽔曜⽇)の2⽇間開催いたします。
佐賀県の北⻄、⽞界灘に⾯する唐津市呼子町は新鮮な海産物で知られる町。特にイカは佐賀県を代表するブランド食材のひとつです。新鮮なイカをそのまま味わう名物料理「呼子イカの活き造り」は“限りなく透明に近いイカ”とも呼ばれ、その透き通った姿は新鮮さの証。コリコリとした食感と甘い身は、⼀度食べたら忘れられない味わいです。近年は産学官が連携したプロジェクトによる輸送技術の向上により、生きたままの新鮮なイカを東京などにもお届けできるようになっています。