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HIV/AIDS(エイズ)について御存知ですか?

最終更新日:
 

HIVとは? エイズ(AIDS)とは?

 HIVとは…

 Human(ヒト) 

 Immunodeficiency(免疫不全) 

 Virus(ウイルス)         

    の頭文字をとった略称で、エイズを引き起こす原因となるウイルスのことです。

               

 エイズ(AIDS)とは…

 Acquired(後天性) 

 Immuno(免疫) 

 Deficiency(不全) 

 Syndrome(症候群)

    の頭文字をとった病名で、日本語では「後天性免疫不全症候群」といいます。

  HIVに感染し、病気に対する体の免疫機能(病気に対する抵抗力)が低下することで、起こるさまざまな病気のことです。

 

 

HIVに感染したら、どうなるの?

 HIVに感染しても、2~4週間後に発熱、リンパ節の腫れ、頭痛など風邪に似た症状が出る場合がありますが、ほとんどの人は症状がありません。
 感染後6~8週間で血液中にHIVの抗体ができますが、自覚症状がないままで、数年~数十年の潜伏期間(無症候キャリアの期間)に入ります。

 その後、適切な治療をしなかった場合、10年ぐらいの年月をかけて、体の免疫機能(病気に対する抵抗力)が破壊されていき、その結果、健康な時にはかからないような様々な感染症やがんなどの病気にかかります。

 免疫機能が落ちることで発症する病気のうち、代表的な23の病気のうち、1つ以上発症すると、「エイズ(AIDS)発症」と診断されます。

    【 HIV感染/エイズ発症の進行過程 】
 HIV感染/エイズ発症 進行過程
(出典:エイズの基礎知識2017年版 佐賀県健康増進課作成)
 

佐賀県のHIV感染者/エイズ患者の報告数

 佐賀県では、平成29年のHIV感染者とエイズ患者の新規報告数が合わせて3名(HIV感染者2名/エイズ患者1名)となっています。
 
 29年度
 

主な感染経路は3つ!

  HIV感染は、感染に十分なHIVが体の中に入ることで起きます。

  HIVが多く含まれているのは、血液・精液・膣分泌液・母乳です。

 

1 性行為による感染

HIV感染者・AIDS患者の血液・精液・膣分泌液から、その性行為相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通って感染します。

 

2 血液を介しての感染(注射の回し打ち、輸血・血液製剤など)

覚せい剤などの回し打ちによる注射器具の共用、医療従事者の針刺し事故、HIVが存在する血液での輸血や血液製剤の使用などによって感染します。

 

3 母親から赤ちゃんへの母子感染

母親がHIVに感染している場合、妊娠中や出産時、授乳により感染します。

 

 

どうやって予防するの?

1 性行為による感染

 ◎性行為の最初から最後まで正しくコンドームを使用する。

 日本国内でのHIV感染の最も多い感染経路は、性行為です。

 性行為では、アナルセックス(肛門性交)やオーラルセックス(口腔性交)などあらゆる行為で粘膜や傷口に直接触れるので、感染の可能性があります。

 

 コンドームの正しい装着方法は?

コンドームの正しい装着方法
(出典:エイズの基礎知識2017年版 佐賀県健康増進課作成)

 

2 血液を介しての感染(注射の回し打ち、輸血・血液製剤など)

  • 注射器具等の共用はしない。

日本国内で献血された血液は、厳重な検査により最高水準の安全が確保されていますが、HIV感染の可能性は完全に排除できていません。

HIVに感染した血液に触れたり、血液が体内に入ったりする可能性がある行為は避けましょう。

 

3 母親から赤ちゃんへの母子感染

  • 妊娠中のHIV治療薬の服用
  • 帝王切開による出産
  • 人口栄養(粉ミルク)での養育

女性がHIVに感染した場合、これらの措置を行なえば、赤ちゃんへの感染率は低くなります。

パートナーとよく話し合い、妊娠・出産を希望する場合はHIV治療の専門医と相談しながら計画を立てましょう。

 

 

HIVは感染力が弱いので、日常生活において性行為以外では感染しません。

  • せきやくしゃみ、汗、涙
  • 握手
  • 洋式トイレの共用
  • 日本の医療機関や理髪店、美容院
  • お風呂やシャワー、プール
  • ノミや蚊に刺される
  • 飲み物の回し飲みや同じ皿の料理を食べること
  • 同じ職場や学校で生活する

 

 

検査はどうするの?

 HIVに感染しているかどうかは検査しないとわかりません。 

  • 検査は県内5ヶ所の保健福祉事務所で、無料、匿(とく)名、予約不要で検査を受けることができます。
  • 検査は簡単な血液検査です。
  • 採取された血液に含まれるHIVの一部である「HIV抗原」と感染してから6~8週間後に体内で作られる「HIV抗体」の両方を測定します(HIV抗原抗体同時検査)。

※抗体ができる時期は個人差がありますので、HIVに感染していない(陰性)と最終的に判断するためには、感染の可能性がある機会から3ヶ月経ってからの検査が必要です。 

 

 

治療方法は?

 HIV感染症/エイズの治療は飛躍的に進歩しており、HIVに感染しても、適切な治療を早期に開始して、きちんと服薬することでAIDSの発症を予防し、  HIV感染前と変わらない日常生活を送ることも可能になっています。

 自分のためにも、他人への感染を防ぐためにも、早期に適切な治療を開始することが大切です。

 また、HIV治療を継続していく上で経済的な負担と軽くするために利用できる社会保障制度が整っています。

 

 

もっと詳しく知りたい方へ


 

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