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「佐賀県知的財産の創造等に関する基本条例」を制定しました

最終更新日:

条例の制定趣旨

  人口減少とグローバル化が進展する中、本県が将来にわたって発展していくためには、他県に先駆け、研究、開発、教育及び文化といった知的活動を活発化させ、それらによって生み出される知的資源の集積とともに、その質の向上も図っていくことが重要です。

  こうしたことから、本県の産業振興及び地域の活性化に寄与する知的財産の創造・保護・活用の推進強化に向けた政策目標を明らかにするために、また、それらに関して、県、大学等、事業者及び県民が果たすべき役割や方策を明らかにするために、佐賀県知的財産の創造等に関る基本条例を制定しました。

   今後、この条例に基づき知的財産に関する基本構想を策定していくこととしています。

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条例の構成

1 目的

  この条例は、本県の将来にわたる発展の一翼を担う知的財産の創造、保護及び活用(以下、「知的財産の創造等」という。)に関する基本理念を定め、県、市町、大学等、事業者及び県民の責務を明らかにすることにより、経済、文化その他あらゆる分野における知的活動を推進し、産業振興及び地域の活性化に寄与することを目的とします。

2 定義

・ 知的財産 ・・・・・ 発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他の人間の 創造的活動により生み出されるもの(発見又は解明がされた自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるものを含む。)、商標、商号その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報をいいます。

・ 知的財産権 ・・・ 特許権、実用新案権、育成者権、意匠権、著作権、商標権その他の知的財産に関して法令により定められた権利又は法律上保護される利益に係る権利をいいます。

 

・ 大学等 ・・・・・・・ 知的財産基本法第2条第3項に規定する大学等(県の試験研究機関を除く。)をいいます。

 

・ 事業者  ・・・・・・・  法人その他の団体及び事業を営む個人をいいます。

3 基本理念

 知的財産の創造等は、次に掲げる事項を基本として行わなければならないこととします。

(1)知的財産の創造等に係る県民及び事業者の創意工夫及び活動を尊重する社会的機運を醸成すること。

(2)知的財産の創造等を通じて産業の付加価値を創出し、新たな事業分野への進出を促進することにより、産業の振興及び活力に満ちた地域社会の実現を図ること。

(3)研究、開発、教育その他の知的活動を活発に行うとともに、それらにより生み出される知的財産の集積及びその質の向上を図っていくことにより、本県の将来にわたっての発展のための基盤の整備を図ること。

4 県の責務

  上記3の基本理念にのっとり、次に掲げる施策を策定し、実施します。

(1)知的財産が尊重される環境の醸成

   知的財産に関する教育及び学習の振興並びに広報活動等を実施し、県民及び事業者の理解と関心を深めます。

 また、県民及び事業者の創意ある活動及び発明の推進を支援します。

(2)人材の基盤整備

   大学等及び事業者と連携協力を図りながら、知的財産に関する専門的知識を有する人材の養成・確保・資質の向上、知的財産の創造を担う次世代の人材育成に取り組みます。

(3)産学官の連携

  県内及び県外の関係機関との連携構築及び強化を図り、本県の知的財産の創造等に資する基盤を整備する。

(4)地域ブランドの創出及び育成

  本県の強み特徴を活かした地域ブランドの創出及び育成のため、事業者等が取り組む事業活動に必要となる支援を行う。

(5)県による知的財産の創造及び活用促進

  県自らが知的財産を意識した組織経営を行い、有用性の高い知的財産を創造するとともに、県が保有する知的財産権の積極的な活用を図ります。

 

 県は上記の施策を推進するため、基本構想を策定します。

5 市町の責務

(1) 市町は、知的財産の創造等について、県、大学等及び事業者と積極的な連携協力を行い、産業振興及び地域振興に寄与する取組を行うよう努めることを定めます。

(2)  市町は、住民への知的財産に関する教育及び学習の振興、知識の普及に努めることを定めます。

6 大学等の責務

(1) 大学等は、研究者、技術者その他の創造的活動を行う者の適切な処遇を確保するよう努めることを定めます。

(2)  大学等は、知的財産に関する教育を行うことにより、専門的な知識を有する人材を育成するよう努めることを定めます。

(3)  大学等は、研究の成果を普及させることにより、本県の地域振興及び産業振興に寄与するよう努めることを定めます。

7 事業者の責務

(1) 事業者は、発明者、技術者その他の創造的活動を行う者の適切な処遇を確保し、及び当該事業者が有する知的財産を適切に管理 するよう努めることを定めます。

(2) 事業者は、知的財産の創造及び活用に積極的に取り組むとともに、当該取組による付加価値の創出及び新たな事業分野の開拓を図ることにより、地域における雇用の機会を創出するよう努めることを定めます。

(3) 事業者は、知的財産を尊重した経済活動を行うことにより、本県の産業振興及び地域振興に寄与するよう努めることを定めます。

8 県民の責務

 県民は、知的財産に関する理解を深めるとともに、知的財産を尊重する社会の形成に積極的な役割を果たすよう努めることを定めます。

9 施行期日

 この条例は、平成21年4月1日から施行します。

 

添付ファイル

佐賀県知的財産の創造等に関する基本条例 新しいウィンドウで(PDFファイル 20kbyte)

 

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