唐津市　大浦の棚田

 

　肥前町は3面を玄海灘に突き出た半島で海岸線に沿って多くの棚田があります。
　その中でも大浦の棚田は、小規模な集落である大浦岡、大浦浜、満越の3集落にわたっていて、耕地面積は35.4ヘクタールです。棚田枚数も昭和35年頃は1,200枚をこえていましたが、後継者不足や高齢化等により年々減少し、現在は約1,000枚を数えます。
　これらの棚田は、鎌倉時代から江戸時代にかけて先人の方々が営々と築かれたもので、長年、食糧（棚田米）の生産は基より洪水・土砂崩壊の防止や美しい景観の保持など多面的な機能を有しています。

　平成11年に「日本棚田百選」、令和4年2月に農林水産省から「つなぐ棚田遺産～ふるさとの誇りを未来へ～」に認定されました。

　　　　                                             　

市町村名　　唐津市肥前町

地区名　　　大浦地区

水田面積　　35.4ha

法面構造　　石積み

 

【棚田の見頃】
田植え時期　　（代掻き）3月下旬

　　　　　　　（田植え）4月中旬

稲刈り時期　　　8月中旬

さくら　　　　　3月下旬

牡丹　　　　　　4月中旬　から　下旬
芍薬　　　　　　5月上旬　から　中旬

 

・5月に「肥前町棚田ウォーク（仮）」が開催されています。