職員の懲戒処分を行いました

職員の懲戒処分を行いました

　本日、地方公務員法に基づき、職員の懲戒処分を行いましたので、下記のとおり公表します。

 記

1　住居侵入及び窃盗事案

（1）被処分者　　　県土整備部　係長級職員　[男性　30代]

（2）処分の内容　　減給10分の1　4月

（3）処分の理由　　地方公務員法第29条（懲戒）第1項第1号及び第3号並びに同法第33条（信用失墜行為の禁止）に該当

※第1号・・・法令違反

第3号・・・全体の奉仕者たるにふさわしくない非行

（4）事案の概要

○被処分者は、令和6年1月28日（日曜日）午後4時40分頃、ジョギング途中に一時的に意識混濁し、他人の住居の敷地において干してあった洗濯物（男性用の靴下1足）を手に持っていたところを、近隣住民に取り押さえられた。

○その後、通報により駆け付けた警察官に逮捕され、警察署にて取調べ等を受け、住居侵入及び窃盗について認めた。

○令和6年2月15日（木曜日）、当該罪状について、被処分者は不起訴処分となった。

2　交通死亡事故事案

（1）被処分者　　　農林水産部　会計年度任用職員　[男性　60代]

（2）処分の内容　　減給10分の1　6月

　　　　　　　　　（次年度の任用始期を令和6年4月1日から同年5月1日に変更）

（3）処分の理由　　地方公務員法第29条（懲戒）第1項第1号及び第3号並びに同法第33条（信用失墜行為の禁止）に該当

※第1号・・・法令違反

第3号・・・全体の奉仕者たるにふさわしくない非行

（4）事案の概要

○被処分者は、令和6年3月6日（水曜日）午後9時40分頃、自身が運転する車両で国道202号上の西松浦郡有田町大木宿付近を南（伊万里方面から有田方面）へ進行中、横断中の歩行者に衝突した。

○被害者は、被処分者が運転する車両に衝突後、さらに対向車線を走行してきた車両に衝突した。

○被害者は、事故後に搬送された病院において、死亡が確認された。

3　総務部長のコメント()

まずもって、交通死亡事故事案に関しまして、被害者のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族及び関係者の皆様に対して深くお詫び申し上げます。

また、もう1件の窃盗事案を含め、このような職員の不祥事・事故が発生したことは、県職員全体の信用を失墜させるものであり、誠に遺憾です。

県職員は、率先して社会規範を守り、公私にわたって県民の模範となる行動を心がけなければなりません。今後、このようなことが生じないよう、全職員に対して改めて法令遵守と服務規律の徹底を図り、県民の皆様の信頼の回復に努めてまいります。