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決算特別委員会 委員長報告(令和4年度11月定例会)

最終更新日:
 

議案等の審議結果

決算特別委員長報告

委員長 原田 寿雄

 

決算特別委員長の報告をいたします。

9月9日の本会議におきまして本委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました、乙第70号議案「令和3年度佐賀県歳入歳出決算の認定について」及び乙第71号議案「令和3年度佐賀県工業用水道事業決算の認定について」以上、2件の議案について、9月26日から10月7日まで委員会を開催し、「くすかぜ広場・ARKS」、「勤労身体障害者教養文化体育館」及び「低コスト耐候性ハウス」への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。

まず、採決の結果を申し上げます。

10月6日に全ての質疑を終了し、7日に採決に移り、まず、乙第70号議案を採決した結果、賛成者多数をもってこれを認定いたしました。

次に、乙第71号議案を採決した結果、全会一致をもってこれを認定いたしました。

続いて、審議の過程で申し述べられました、主な意見の概要について申し上げます。

まず、総務常任委員会関係の事項について申し上げます。

1 KIZUKIプロジェクトへの取組みにあたり、その主体となる関係部局や市町、地元の関係者との連携強化を図られたい。

1 消防防災ヘリコプターの運航にあたり、航空消防防災体制の更なる充実・強化に努められたい。

1 私立学校への運営費補助や保護者の経済的負担軽減、ICT利活用教育応援事業費補助などの継続的支援に加え、高校生の県内就職の促進に取組み、将来を担う優れた人材の育成に努められたい。

1 令和3年度決算に対する、「歳入歳出決算審査意見書」を踏まえ、公債費の増加への戦略的対応とともに、収入未済額、繰越金、不用額の縮減や、さらなる自主財源の確保に努め、将来にわたる健全な県行財政運営維持に努められたい。

1 再整備後のくすかぜ広場については、運営上の課題を把握し、歩くライフスタイルの推進を踏まえ、今後の活用を図られたい。

1 県内の人身交通事故発生件数全国ワーストレベル脱却のため、従来の対策に加え、高齢者や中高生の交通安全対策、横断歩道での交通事故対策及び地域交通安全活動推進委員との連携など、多方面の対策推進に努められたい。

との意見などが出されました。

次に、文教厚生常任委員会関係の事項について申し上げます。

1 「さがすたいる」の、県民の認知度向上に努め、加えて目指す姿や想いを市町と共有し、連携を図り、効果的な事業運営に努められたい。

1 「新刊児童書全点購入等利活用事業」について、市町や団体への貸し出しやそのPR、司書による児童書に触れる機会の創出等により、より多くの子どもたちが本に親しめる環境づくりに取り組まれたい。

1 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の国庫補助金を有効に活用し、引き続き臨機応変に先手先手の姿勢で、その対策に取り組まれたい。

1 新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響下にある生活困窮者に対し、現在行っている各種支援事業の周知を更に徹底するとともに、今後も柔軟な支援に努められたい。

1 子育て応援の実施主体である市町と連携し、病児保育施設や放課後児童クラブの充実を図り、子どもたちの健やかな成長の場と働く保護者が安心して仕事ができる環境づくりに努められたい。

1 相談アプリ「ママリ」の広報、周知に努め、その利用促進を図り、誰もが安心して出産・育児ができるよう妊娠初期からの支援に取り組まれたい。

1 県立学校生徒の快適な学校生活のため、学校現場との調整を図り、ユニバーサルデザイン整備や空調整備等の学習環境の改善に取り組まれたい。

1 教職員の人事評価制度について、適切な苦情相談・処理に加え、必要に応じた制度の見直しにより、被評価者の納得が得られる適正な運用に努められたい。

1 高校生の県内就職推進のため、継続して支援員を配置し、県内就職が魅力的な選択肢として後の人生の豊かさにつながるという視点を持って進路指導に取り組まれたい。

1 ICT活用教育の推進にあたり、児童生徒の学力や学習意欲の向上に資する多様で幅広い学びの実現のため、教育のデジタル化を進め、更なる学習環境の改善や授業の質の向上を図られたい。

との意見などが出されました。

次に、農林水産商工常任委員会関係の事項について申し上げます。

1 これまでのコロナ禍における事業者支援事業の実績や効果を踏まえ、今後も常に事業者の状況を見ながら必要な支援を必要な時に実施されたい。

1 中小・小規模事業者の事業承継の現状と課題を踏まえ、関係機関と連携協力し、円滑な事業承継の啓発と支援に努められたい。

1 施設等の老朽化が進む東部工業用水道について、計画的な改修や更新により継続した工業用水の安定供給に努められたい。

1 近年の豪雨災害により多くの被害が発生している農林水産施設について、一日でも早い営農再開と森林整備等の実施のため、その早期復旧に努められたい。

1 市町やJA等と連携し、中山間地域の「農業・農地の維持」や「農業所得の向上」の実現に向け、更なる支援に取り組まれたい。

1 中山間地域の農業者の営農意欲を減退させる有害鳥獣による農作物被害の軽減のため、捕獲対策の担い手の確保・育成等に努められたい。

1 農業の担い手確保・育成のためのトレーニングファーム整備のこれまでの成果と課題を踏まえ、就農後の早期の経営確立に向け、今後もきめ細かな支援を行われたい。

1 GAP(農業生産工程管理)のこれまでの取組みや課題を踏まえ、指導員の育成や農業者への啓発に取組み、より一層の普及拡大に努められたい。

1 稼げる農業の確立に向け「さが園芸888運動」を積極的に推進し、園芸農業の更なる振興に努められたい。

1 クリークやため池の防災・保全の推進にあたっては、ハードとソフトが一体となった対策により、地域住民の安全・安心の向上を図られたい。

との意見などが出されました。

 次に、地域交流・県土整備常任委員会関係の事項について申し上げます。

1 多くの方に佐賀県を移住先として選んでもらえるよう、県の魅力の更なるPRなどの移住促進策に取り組まれたい。

1 多文化共生の取組みの見える化やコロナ禍における課題を踏まえ、担当課や部の枠を超えた多文化共生の地域づくりに努められたい。

1 九州佐賀国際空港のリニューアル後の機能や魅力を十分に発揮し、ウィズコロナにおける利用促進に取り組まれたい。

1 西九州新幹線、武雄温泉―長崎間の開業効果の県内各地への波及策に取り組むと共に、新鳥栖―武雄温泉間整備の議論は、慎重に対応されたい。

1 「はじまりの名護屋城。」プロジェクトについて、地元への十分な情報提供などの工夫によりその成果を地元の振興につなげられたい。

1 スポーツ施設のバリアフリー化やパラスポーツの普及・啓発及び全障スポに向けた選手の発掘・育成に取り組み、県内のパラスポーツの環境整備に努められたい。

1 SAGAサンライズパークの整備にあたり、完成後の十分な活用という県民の思いを受け止め、利用促進に取り組まれたい。

1 広域幹線道路の整備は、本県の発展に不可欠な社会資本整備であり、今後も着実に整備を進められたい。

1 児童をはじめとした歩行者の安全性向上のため、県管理道路における通学路の整備を促進し、更なる交通安全対策の推進に取り組まれたい。

1 高いポテンシャルを持つ県東部地域の更なる発展を支えるため、引き続き交通基盤となる道路の整備に取り組まれたい。

1 今後一層の高齢化が進む中、県営住宅については、高齢者への配慮など、トイレの洋式化を含め、適切な維持管理に努められたい。

1 激甚化する豪雨に備え、河川整備等のハード対策や、防災意識を高めるソフト対策の双方を推進し、効果的な治水対策に取り組まれたい。

との意見などが出されました。

以上をもちまして、決算特別委員長の報告を終わります。

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