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意見書案と採決状況(平成24年6月第12号)

最終更新日:

議案等の審議結果


意見書案と採決状況


意第12号

可決


森林吸収源対策等を推進するための財源の確保等を求める意見書(案)

 森林は、地球温暖化防止をはじめとして国土の保全や水源のかん養など公益的な機能を有しており、同時に森林から生産される木材は環境にやさしい再生可能な資源として、その利用拡大が期待されている。
 一方で、森林・林業・木材産業を取り巻く状況は依然として厳しく、林業採算性の低下等から、必要な施業が行われず、公益的機能の発揮にも支障を来すことが危惧されている。
 このような中、国においては「森林・林業再生プラン」を策定し、その具体化を図るため、第177回通常国会において「森林法」の一部改正を行うとともに、「森林・林業基本計画」の変更を行い新たな政策の展開を目指し、森林の施業の集約化や路網の整備、必要な人材の育成などを集中的に行うこととしている。
 このように地球温暖化防止を図るためには、森林整備など森林吸収源対策を推進し、森林・林業の再生を図ることが不可欠であり、これを強力に進めていくためには、安定的な財源の確保が必要である。
 しかしながら、昨年度の税制改正大綱においては、「森林吸収源対策については、平成25年以降の地球温暖化対策の国内対策の策定に向けて検討する中で、国全体としての財源確保を引き続き検討」とされており、地球温暖化対策のための税の使途に位置付けられていない。
 ついては、地球温暖化対策のための税の使途に森林吸収源対策等を位置付け、森林・林業再生に必要な安定的な財源を確保し、「森林・林業基本計画」の推進と森林吸収源対策に必要な施策を平成25年度予算に盛り込むよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成24年7月  日

佐賀県議会

 内閣総理大臣 野田 佳彦 様
 衆議院議長   横路 孝弘 様
 参議院議長   平田 健二 様
 財務大臣     安住   淳 様
 農林水産大臣 郡司   彰 様
 環境大臣     細野 豪志 様

 以上、意見書案を提出する。

 平成24年7月6日

 提出者  篠塚周城  宮崎泰茂  留守茂幸  石丸  博  石井秀夫
        木原奉文  伊東猛彦  稲富正敏  竹内和教  伊藤  豊
        中倉政義  福島光洋  藤木卓一郎  石倉秀郷  桃崎峰人
        土井敏行  峰  達郎  指山清範  古賀善行  大場芳博
        内川修治  田崎信幸  岡口重文  原田寿雄  徳光清孝
        宮原真一  坂口祐樹  藤崎輝樹  向門慶人  米倉幸久
        八谷克幸  原  康彦  定松一生  川﨑常博  江口善紀
        服巻稔幸  古賀陽三

 佐賀県議会議長 石井 秀夫 様

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