議案等の審議結果
平成29年2月定例県議会
委員長報告
農林水産商工常任委員長報告
委員長 米倉 幸久
農林水産商工常任委員長の報告をいたします。
3月6日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月9日及び10日の両日委員会を開催し、農事組合法人小鹿ファーム及び国立大学法人佐賀大学農学部への現地視察を含め、慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、ただちに採決に移り、甲第1号 議案中、本委員会関係分、甲第4号 議案、甲第5号 議案、甲第9号 議案から甲第11号 議案まで3件及び甲第16号 議案以上7件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました、付託議案についての主な意見及び要望の概要を申し上げます。
1、県内における厳しい酪農の現況を踏まえ乳用後継牛緊急確保対策を推進し、今後の酪農振興対策に取り組まれたい。
1、新規漁業就業者支援事業の推進にあたっては、市町や漁協、指導漁業者などと連携を図りながら国の就業定着促進事業等を活用し、県内の新規漁業就業者の確保育成に努められたい。
などの意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました、主な質疑の概要を申し上げます。
◎ 企業誘致の現状評価及び新しい価値や産業を生み出すような新たな企業誘致とさが 創生市町工業団地整備推進事業などを活用した誘致のための基盤整備の必要性
◎ 「Re:サガミーティング」事業の概要と実績及び実績に対する成果と課題、今後の取組み
◎ さが土産品開発支援推進事業の概要と今年度の取組状況及び来年度の事業スケジュールと事業により開発した土産品の販売展開策
◎ 「さがびより」の生産や品質及び価格の状況並びに品質向上や収量増に向けた取組みとブランド力強化による販売展開策
◎ 九州及び本県における鹿による森林被害の現状と、被害の未然防止のための水際対策の重要性
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1、産業労働行政について
1、農林水産行政について
以上2件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、農林水産商工常任委員長の報告を終わります。