議案等の審議結果
総務常任委員長報告
委員長 宮原 真一
総務常任委員長の報告をいたします。
3月7日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案及び継続審査中の事件につきまして、3月12日及び13日の両日、委員会を開催し慎重に審議いたしましたので、その経過及び結果について報告いたします。
まず、採決の結果を申し上げます。
質疑終結の後、直ちに採決に移り、甲第1号議案中本委員会関係分、甲第2号議案、甲第6号議案、甲第7号議案、甲第8号議案中本委員会関係分、甲第12号議案、乙第1号議案から乙第5号議案まで5件、乙第25号議案及び乙第33号議案、以上13件の議案を一括して採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。
続いて、審議の過程で申し述べられました付託議案についての主な意見の概要を申し上げます。
1 「MIGAKIプロジェクト」により県有施設の磨き上げを図り、多くの人が集い地域が賑わうよう市町や地元関係者との連携にも努められたい。
1 「こどもデータサイエンス推進事業」により子どもたちにデータ活用の楽しさに触れさせ、デジタル化社会で活躍できる人材育成に取り組まれたい。
1 「むしろこれから鹿島・太良プロジェクト」では本物の価値の磨き上げや地域との連携により、ハード・ソフト両面でプロジェクトを推進し人の流れを創出されたい。
1 「ロマンシング佐賀事業」は多くのゲームファンの来訪による効果を踏まえ、事業の継続によりさらなる関係人口の創出に取り組まれたい。
との意見が出されました。
次に、付託議案及び所管事項一般として申し述べられました主な質疑の概要を申し上げます。
まず、県立大学関係として、
◎ 専門家チーム初会合の内容と非公開の理由
◎ 専門家チームの体制と役割や権限及び県の関わり方
◎ 設立・運営に係る財政上の工面についての検討の必要性
◎ 「人への投資」の意味と「県立大学における教育の基本的な方針」の概要
◎ 設置場所の検討状況
◎ 地元企業における県立大学卒業生の採用ニーズ
◎ 設置に反対または慎重な考えを持つ県民への対応
◎ 令和5年度当初・11月補正予算の執行状況と令和6年度当初予算の概要
◎ 消費・生産活動の誘発効果試算の算出方法
◎ パンフレットの概要と議員への情報提供の必要性
◎ 11月定例会における修正案再議の理由
◎ 県立大学設置の政策目的と議会の意思決定のスケジュール
◎ 50年後の人口推計と入学者確保の見通し
◎ 大学と連携した高専設置の検討状況
などの質疑が行われました。
次に、佐賀駐屯地（仮称）関係として、
◎ 整備スケジュールや所在自治体との関係のあり方
◎ 自衛隊との滑走路共用に係る空港管理者としての対応
◎ 基地交付金の制度概要
◎ 米軍ヘリが佐賀空港を低空飛行した事案など安全管理に関わる課題への対応
などの質疑が行われました。
次に、その他所管事項一般として、
◎ 情報発信プロジェクトの概要と成果及び「島耕作コラボ」の目的と副知事任命にあたっての議会の同意に対する考え方
◎ 防水害対策における消防団活動と内水監視センサー・カメラの設置状況及び防災ネットあんあんの概要と機能向上の取組み
◎ 佐賀県における地震被害の想定と対策及び能登半島地震をふまえた対策の見直しの必要性と被災地支援の現況
◎ 行政サービスのキャッシュレス化等推進のための環境づくり
◎ 特殊詐欺の現状と被害防止対策及び今後の検挙対策
などの質疑が行われました。
最後に、11月定例会から引き続き審査中の
1 財政確立について
1 政策の企画・調整について
1 危機管理・報道行政について
1 総務行政一般事項について
1 警察行政について
以上5件につきましては、なお調査検討を要するため、閉会中の継続審査を議長に申し出ることにいたしました。
以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。